日本一時帰国 DAY 32 – ホテル三日月的大衆感に見る日本の文化的深さとその再現性について

 

兄家族と母と我が家の総勢12名でホテル三日月へ行ってきました。

ハワイに行く前は、このような「大衆感」をどこか馬鹿にしていた自分がいたのですが(実際は好きだったのだけど、なんだか恥ずかしいというか、胸を張って好きとはなかなか言えなかった)ハワイ生活を経て、この日本の大衆感こそ、日本が世界に誇るべきコンテンツだと思うようになりました。

みんなが着させられる室内着のデザインは相変わらずどうにかしてほしい感じはありますが(なんでこうもアロハ柄なのでしょうね?)全体的な清潔感といい、食事のクオリティといい、安心感といい、やっぱりこれは日本でしか実現できないモノの一つなのでしょうね。

 

ハワイをはじめとする他国でこれと同じことを再現しようとすると、お優秀な人材を高いお金を払って集めたり、安全維持のためにボディーガードを雇ったり、日本では昔から当たり前に実践しているもてなしが的なことをわざわざトレーニングして教育していったりしているうちに、結局は大衆ではなく、富裕層に向けた高級スパやサロン的なビジネスになっていってしまうのだと思います。

日本人として、当たり前のように(実感すらせずに)日々消費しているに日本の奥深きコンテンツは、世界の観点からみると、とても高い「価値」のあるものなのです。

 

アベノミクスしかり、日本にはまだまだ輸出できる(または日本に呼び込むことができる)コンテンツが豊富にあります。

日本人として、もっと胸を張って、これらを世界に紹介できる日がくるといいなーと、思います。

 

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