AIへの指示書に5行足したら、勝手に上手くなっていった話|実装ノート第21回

毎朝6時に、Claudeが「今日は何の日」をXに自動投稿してくれている。記念日を調べて、ちょっとしたコラムを書いて、投稿まで全部やってくれる。

……のだが、最近気づいてしまった。同じようなオチが、ずっと続いている。

過去3日分を並べてみると、3日中2日が「歴史的なエピソードで締める」——いわゆる「歴史ロマン型」のオチ。

原因はシンプルだった。AIへの指示書に「昨日何を書いたか確認するステップ」がなかった。

数字にも出ていた。歴史ロマン型の平均いいね: 0.3。唯一パターンが違った日(対比・皮肉型): いいね2。


足したのは、たった5行。

ステップ0:投稿を生成する前に、以下を実行する。
① 過去14日分の投稿を取得
② 各投稿の「いいね数」と「オチの型」を分類
③ 好調パターンを+10%、不調を−10%
④ 直近7日で使った型は避ける

「昨日ウケたネタを確認してから、今日のネタを考える」——当たり前のことをAIにもやらせただけ。

さらに、オチのパターンを3つから10種類に増やした。

一番伝えたいこと: 一気に変えない。10%ずつ寄せる。

好調を+10%、不調を−10%と指示しておくだけで、1〜2週間後に自分のフォロワーに合ったトーンが見えてくる。

毎日ライブで客の反応を見て、ウケるネタの比率を微調整していくお笑い芸人の感覚。AIが毎朝、勝手にそれをやってくれる。


これはX投稿だけの話じゃない。メルマガでも、ブログでも、LINE配信でも、定期コンテンツなら全部同じ仕組みが使える。

詳細と実際のビフォー・アフター比較は、noteに書いた。

HIROKI NAGASAWA

海の近くでクリエイティブに生きる

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