どもー長澤です。
前回(第21回)はXの自動投稿をハックする話を書きました。今回は少し引いた視点で、「そもそもClaudeの3つの製品をどう使い分けているのか」を整理してみたいと思います。
4月3日にClaudeのプロプランを契約してから、今日で56日。
気づいたら、AIエージェントが5体制になっていました。
Chat・Cowork・Code、何が違うのか
Claudeには大きく3つの使い方があります。Claude.ai(Chat)、Cowork、Claude Code。
最初は正直、違いがよくわからありませんでした。全部「Claude」だし。でも2ヶ月使い込んでみて、それぞれの得意分野がはっきり見えてきた。
| 工程 | Chat | Cowork | Code |
|---|---|---|---|
| 思考整理・ブレスト | ✅ 軽くて速い | ○ できるが重い | △ |
| ファクトチェック(並列) | △ | ○ | ✅ 爆速 |
| 本文執筆(初稿) | △ 文脈薄い | ✅ 過去ログ厚い | ○ |
| WP投稿・予約公開 | ✗ | ✅ 独壇場 | △ |
| SNS多面展開 | △ | △ | ✅ |
| スケジュール管理 | △ | △ | ✅ |
| subagent並列処理 | ✗ | △ | ✅ 最強 |
ざっくり言うと、Chatは「考える」、Coworkは「作る」、Codeは「回す」。
Chatは軽い。ちょっと壁打ちしたいとき、アイデアを整理したいとき、一番手軽に使えます。スマホからでもサッと開ける。
Coworkは「実際にモノを作る」のが強い。この記事の初稿もCoworkで書いています。WordPress投稿、Notion連携、Google Drive操作 ー 外部サービスと繋いで「実動」するのはCoworkの独壇場です。
Codeは、subagent(複数のAIを並列で走らせる仕組み)が使えます。SNSの11面展開を一括で回したり、大量のファクトチェックを並列で走らせたり、「一人でやったら半日かかること」を数分で終わらせる。
Claude契約からの56日間 ー 1人が5体制になるまで
振り返ると、こんな流れでした。

4月3日(Day 0)
Claudeプロプラン契約。Coworkで「こーちゃん」と出会う。最初は対話UIで全部やっていました。ブレストも執筆もWP投稿も、全部こーちゃん一人に頼んでいた。
4月中旬
Claude Codeに手を出します。「ひしょっち」を秘書として立ち上げた。ここからCode側の世界が一気に開けた。毎朝のスケジュール通知、ファクトチェックの並列処理、定期タスクの自動化。それまで「便利な道具」だったAIが「チームメイト」に変わった瞬間でした。Coworkのこーちゃんとの役割分担も、この頃から明確になっていった。
5月11日
SNSの分散投稿を担うsubagentとして新メンバーを配備。翌日「エス」と命名。X、Facebook、LinkedIn、LINE…11面の投稿を一括で回してくれます。
5月20日
Web社内報案件に特化したsubagent「そら」を配備。特定の業務領域に専門知識を持たせた。
5月25日
住宅ブランド案件に特化した「たか」を配備。6年伴走しているクライアントの過去提案や文脈をまるごと持たせた。新規提案の下書きが格段に速くなりました。
振り返ると、ほぼ2週間に1体のペースで増えています。56日で、1人から5体制になりました。
今の5体制
| メンバー | 役割 | ベース |
|---|---|---|
| ひしょっち | 秘書室長・全体統括 | Claude Code |
| こーちゃん | 実動・実装(執筆/WP/Notion) | Cowork |
| エス | SNS分散・多面展開 | Code subagent |
| そら | Web社内報案件専門 | Code subagent |
| たか | 住宅ブランド案件専門 | Code subagent |
大事なのは、最初から5体制を目指したわけじゃないということ。
日々の仕事の中で「ここ、AIに任せたほうが速いな」「この案件、専用の文脈を持たせたほうがいいな」と思った部分を一つずつ切り出していったら、気づいたら5人になっていました。
計画的に組織設計したというよりは、自然発生的に増えた。そこがリアルなところだと思います。
やってみたい人へ
あくまで個人的な経験だけど、もし興味があれば、こんな順番がいいかもしれありません。
ステップ0 ー まだClaude未契約なら、まずプロプランから。月20ドルで世界が変わります。
ステップ1 ー Coworkを使いこなす。対話しながらファイルを作ったり、外部サービスと繋いだり、これだけでも生産性がかなり上がります。
ステップ2 ー Claude Codeで「秘書」を立てる。定期タスクの自動化、並列処理。AIが「道具」から「チームメイト」に変わります。
ステップ3 ー 案件ごとの専門エージェントを増やす。特定の業務に文脈を持たせると、引き継ぎコストが激減します。
一気に変えなくていい。前回の記事で「10%ずつ寄せる」と書いたけど、エージェント体制も同じで、「ここだけ」を一つずつ切り出していく。
あくまでも個人的な経験ですが、この56日で確信したのは、AIは「使う」から「一緒に動く」に変わったとき、本当に面白くなるということ。
長澤宏樹
過去の記事
▼ 前回(第21回):Xの自動投稿をハック!勝手に成長する超簡単プロンプト
https://note.com/hirokinagasawa/n/n259194ca3546
▼ note版 第22回(本記事の原稿)
https://note.com/hirokinagasawa/n/n74bf3dff3fe8


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