動画2.0 書評|明石ガクトの映像革命論

この本について

明石ガクトの「動画2.0」を読んだ。

これまた熱量の多い箕輪厚介編集の一冊‼️

映像と動画の違いなど、これからの映像社会に向けて、映像に関わって仕事をしていこうと考えている人なら読んでおいて損はない。

自分のサスラーズ時代を思い出す。個人的にすごく好き。


心に残ったコトバ

この本は学生時代、映像制作に取り憑かれ、

YouTubeに出会い、インターネットの可能性を知り、

20代をつまんねぇ仕事で意識低く生きて、

30歳になって本当にやりたかったことに挑戦した男の、

ほぼ全てが入っている。

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スマートフォンが、メディア業愛や広告業界、そしてコンテンツに与えた最も大きな影響はなんだろう?双方向性とかリアルタイム性とか、そんな小難しい話じゃない。

答えは手のひらの中に、誰もがカメラとスクリーンを持つようになったことだ。

有史以来、最も多くのカメラとスクリーンを持つようになったことだ。

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One story can change one’s day, one’s life & one’s world.

あなたの1日、人生、そして世界観を揺さぶるような体験を。

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「Me at the zoo」YouTubeで、最初にアップロードされた動画

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Facebookのアルゴリズム変更が発表される際、ザッカーバーグが書いていたことがある。それは「会話を生むこと」が最も重要だということ。人と人とのコミュニケーションの間で、このコンテンツが有益なものになっているかどうか、だ。

それを実現できるようなコンテンツが、サードウィーブの時代には求められているのではないかと思う。

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鍵になるのが映像と動画の「違い」だ。

(中略)

映像文法が更新され続けることで、映像は進化してきた。

一方、映像を映し出すスクリーン自体も、誕生してからずっと、大きくなる方向に発展し続けている。

(中略)

iPhoneの誕生だ。

僕はこの瞬間に「動画」が誕生したと考えている。

(中略)

スマートフォンは、ただ画面を小さくしただけじゃない。

人間が映像コンテンツに触れる時間のセグメントを細かくしたことが、スマートフォンがもたらした最も大きなインパクトだ。

(中略)

この情報の凝縮こそが、動画を動画たらしめるポイントだ。

(中略)

今から数年後、具体的には5Gと8Kが普及するタイミングで、映像と動画のバランスが逆転する。

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「いや、テキストにはテキストの良さというものがあってだな」

まだこんな寝言を言っている奴がいたら逆に質問がある。FacebookやInstagram、そしてTwitter。かつてテキストと静止画にしか対応していなかったソーシャルメディアが、以前のようにシンプルな形に戻ったら、どういう反応が起こるかな?答えは多分、とんでもない大炎上、そして他のプラットフォームへのユーザ大移動だろう。

人間は本能的に動くものを追いかける習性があるから、コンテンツやメディアは可能な限りどんどんリッチにならざるを得ない。

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インターネットの世界では通信速度やデータ容量というものはボトルネックの大きな要因になっている。

(中略)

実際、Instagramで写真をUPする時にかけるフィルターは写真のデータを軽くするという目的がきっかけで考案されたアイデアだ。個性的なフィルターをかけることで、画質が多少落ちてもわからない状態になる。それにより、サーバーにあげる写真のデータを圧縮することができた。

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Netflixは2018年、コンテンツ予算を1兆円に拡大すると発表した。これだけオリジナルコンテンツに投資すると、既存の映像業界から絶対叩かれると思われていたのだが、実際には、そういったバッシングは受けていない。

それはなぜかというと、Netflixの金払いがいいからだ。

コンテンツを地道に作っている「現場」に対して、しっかりお金を払っている。映像産業やクリエイターのコミュニティに対して貢献するという意思が誰からみてもわかるから、ハリウッドで働いているクリエイターたちから愛されるのだ。これはとても重要なことだと思う。

日本では、テレビやインターネットに問わず、プラットフォーム側が稼いだお金をコンテンツ政策側に還元していないように思える。

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特に「ゲーム・オブ・スローンズ」の記録的大ヒットはすごかった。え?知らない?おいおい「流行っていないのは日本と北朝鮮だけ」とディスられるのも納得だな!

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そんなHBOがドラマ以外のコンテンツをやろうとして組んだ相手がVICEだ。

今や、動画メディアとして世界的に有名なVICEも、もともとはカナダのスケートボードマガジンとして始まっている。その後、自分たちのコンテンツを伝える一手段として動画に乗り出した。その際にVICEの動画のレベルを飛躍的に押し上げたのは、スパイク・ジョーンズだ。

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従来型のハリウッドスタジオとは違う、放送ではなく配信を前提に動画を制作する会社が増えてきている。こういった新しいスタイルの会社は「デジタルスタジオ」と呼ばれている。

AwesomenessTV

https://awesomenesstv.com/

Refinery29

https://www.refinery29.com/en-us

Fullscreen

https://roosterteeth.com/

VICE Media

https://www.vice.com/jp

Vox Media

https://www.voxmedia.com/a/go-deeper/about

Studio71

https://www.youtube.com/channel/UCTje3vvmdK5nHe_lXIM0Klg

DEFY Media

https://en.wikipedia.org/wiki/Defy_Media

Great Big Story

https://www.greatbigstory.com/

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『VOGUE』の『73の質問』も素晴らしいアイデアの塊だ。

・撮影をPOVにする

・7分前後で73の質問をする

・ゲストの家で撮影する

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思想なきクリエイティブはおしゃれなカラオケビデオ

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プラットフォーム×スタイル×エンゲージメント=マネタイズ

・どこのプラットフォームで勝負するかを決める

・そのプラットフォームで輝くスタイルを考える

・スタイルを踏まえたエンゲージメントの高い動画を作り続ける。

この三つを守ればマネタイズへの道は約束されたようなものだ。

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。

*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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*Amazonへのリンク→ 明石ガクトの「動画2.0」

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HIROKI NAGASAWA

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