今夜、noteの連載「AI×長澤実装ノート」第41回を公開しました。
研修の打ち合わせでは、会社で使われているAIはCopilotが圧倒的に多いと聞いています。セキュリティの理由だそうで、Claude Codeは社内で事前の申請が要る会社もあるとのことです。会社でClaude Codeが使えない方に向けて、いま使っているAIの「指示」の欄でAIの秘書を試す方法をまとめた回です。

結論からいうと、AIエージェントの手前までなら、ChatGPT・Gemini・Claudeの「指示」の欄に同じプロンプトを入れて試せます。
作れるのはAIエージェントの手前までです
今回作るのは、指示の欄に役割と決まりを入れておき、話しかけたらその秘書として答えるAIです。私がClaude Codeで作っているAIエージェントは、ファイルを読み書きしたり、ほかの担当に仕事を回したりします。決まりを覚えた相談相手と、仕事を任せられる部下くらいの違いです。
それでも、名前をつけて、役割を決めて、だめなことを書いて、間違えたら1行直す手順は、本物のAIエージェントを作るときと変わりません。
指示の欄はどのAIにもあります
ChatGPTやClaudeは、前の会話をある程度覚えています。ですが、その「記憶」は、いつ、どれを使うかまではこちらで決められません。「渡していない数字は書かない」のように毎回守ってほしい決まりは、毎回読み込まれる指示の欄に入れておきます。
- ChatGPT:「プロジェクト」の「プロジェクト設定」にある「指示」。2025年9月から無料でも使えます
- Claude:「プロジェクト」の「プロジェクトの指示を設定」。無料でも5つまで作れます
- Gemini:「新しい Gem」の「カスタム指示」。個人のアカウントでは、2026年11月から「スキル」に切り替わります
- Copilot:会社のMicrosoft 365で作る「エージェント」の指示。8,000字までです
ただ、Copilotは会社の設定しだいで、作る画面が出てこないこともあるそうです。今回は試せておらず、実験したのはChatGPT・Gemini・Claudeの3つです。
3つのAIで試した結果
同じプロンプトを3つの指示の欄に入れました。ChatGPTとGeminiは個人設定を外した無料版、Claudeは私がふだん使っている有料版です。
新商品説明会の進行表を90分で頼むと、3つとも90分に収まった表を返し、新しいチャットでも同じ秘書として答えました。ChatGPTは「未確認の数字や名前は入れていません」と、自分から断ってきました。
別の新しいチャットで、渡していない売上見込みを入れるよう頼むと、3つとも数字を作りませんでした。指示には「数字や名前は、確かめられないものは書かない」と入れてあります。ただ、この1行がなかったらどうなっていたかは、試していません。
秘書の性格や話し方も指示に書けます
性格、話し方、男性か女性かといったことも、同じ指示の欄に書けます。私のAIエージェントたちの設定にも人物像があり、AIエージェント秘書のひしょっちは女性、案件担当のたかは頼りになる兄貴分です。
▼ 続きを読む(note)
https://note.com/hirokinagasawa/n/n723d04d6abab
▼ Claude Codeで1人目のAIエージェントを作る手順は、こちらの回に書きました
https://hirokinagasawa.com/archives/34022
▼ 次回は、AIエージェントを分けたときの記憶の置き場所を書いた回です
https://hirokinagasawa.com/archives/34195
▼ AI×長澤実装ノートのバックナンバーは、こちら
https://note.com/hirokinagasawa
▼ 会社で使っているAIで秘書をつくって育てる流れは、企業研修でもやっています
https://alohabranding.com/seminar/
▼ 著書『アイデアを「カタチ」にする技術』
https://hirokinagasawa.com/idea/


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