たまに、「独立したいんですけど、何から始めたらいいですか」と聞かれる。若い人もいれば、僕より年上で「会社員生活、もう疲れた」という人もいる。
僕は経営の専門家ではないし、独立コンサルでもない。でも、独立して14年やってきた一人として、ひとつだけ言えることがある。
営業できる人と、できない人で、戦い方は違う
これは大前提として、まず確認したい。
営業が得意で、人に話しかけるのが好きで、自分のサービスを誇らしく語れる人。こういう人は、独立してからガンガン営業すればいい。人脈を活かして、SNSで売り込んで、提案メールを送って、案件を取る。これが一番の近道。
でも、営業が苦手で、自分から話しかけるのが苦手で、自分のサービスを売り込むのが恥ずかしい人。こういう人は、別の戦い方が必要。
僕は完全に後者だった。
後者の戦い方
後者がやることは、ひとつ。
人と違うことをやって、それを発信し続けること。
「人と違うこと」は、必ずしも仕事に直結する必要はない。むしろ、仕事に関係ない方が伸びやすい。
僕の場合、サーフィン、ハワイ移住、家のインコ、ドローン、茅ヶ崎ライフ——全部、ブランディング会社の経営者として「不要」なコンテンツに見える。
でも、これが効くんだ。これが「単純接触効果」を生んで、いつか仕事につながる。
覚悟しておくこと
ただし、ひとつ覚悟が必要。
遠回りに見える。
3ヶ月発信して、6ヶ月発信して、1年発信して——それでも、仕事に直結する手応えはなかなか生まれない。途中で「これ、意味あるのかな」と何度も思う。僕も思った。何回も。
でも、3年経って、5年経って、振り返ると、その発信が全部、無駄じゃなかったとわかる。誰かの目に何度も触れて、好意が積み上がって、ある日ふと声がかかる。
それが、ぐにゃぐにゃ理論。
だから、ひとつだけ
これから独立する人に言いたいことは、ひとつだけ。
営業が苦手なら、覚悟して、人と違うことをやって、発信し続けてほしい。
それは遠回りに見えるけど、実は理にかなっている。そして、その遠回りは、いずれちゃんと仕事になる。
僕の14年が、その証明だと思う。
「営業しないで14年」シリーズ ④。ショート動画版もYouTubeで公開中。
こうしたテーマは、講師業や講演でもお話ししています。お声がけは info@alohabranding.com まで。


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