Book LOG | リチャードバックの「ONE」

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リチャードバックの「one」

 

リチャードバックの「ONE」を読みました。

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

パイは、質問が理解できないといいたげに、困惑顔でわたしを見た。「この宇宙に人生がいくつあるかですって、リチャード?ひとつよ」

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「おそろしい選択をすべて避ける唯一の方法は、社会を捨てて、隠者となることだが、それ自体がおそろしい選択肢である」。それとつながっているのが、「人間の品性は、研ぎ澄ました正邪感覚に従い、成功する確信がなくても理想を信頼して進むことより生じる。この世界を生きるわれわれに与えられた難問の一つは、戦争、宗教、国家、破壊といった、死んだシステムを超越した姿を持つこと。そうしたシステムの一部と化すことを拒み、そのかわりに、われわれに到達可能な、最高の自分自身を体現してみせることである」

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アイデアを使えば使うほど、新しいアイデアが浮かぶのを不思議に思ったことがある?それはね、アイデアの妖精が、自分はあなたにとって大切なんだと知って、張り切るからなのよ。それに、彼女があなたにとって大切なのとおなじように、あなたも彼女にとってはとても大切。私はここで働いているみんなにゲキを飛ばすの。われわれの最高のものを出さなくちゃならないって。だって、ここでつくるアイデアは虚空をただぶらぶら漂っているんじゃない、ちゃんと受け取り手がいるんだから、って!

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「いまじゃだれも、現実の戦争をすることなんて、ちっとも考えていない。ゲームに対する周到な計画、トレーニングで頭がいっぱいよ。将来起きるかもしれない戦争に備えたって、わりにあわないもの、いますぐ戦って、さっそく満足が得られ、しかもそれでお金がもうかる、最高じゃない!」
「軍隊は店じまいしたわけ?」と、わたしはジョークめかしてきいてみた。

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いまとなっては、悔やんでも悔やみきれない。じつは心ひそかに、もしわたしたちが同時に死ねないとしたら、先に死ぬのは自分だとばかり思っていた。そうすればむこうのせかいからこっちの世界へ、有刺鉄線をジャンプするカモシカさながら、時空を飛び越えて彼女のもとにもどることは不可能じゃない、そんな思いがあった。だが、こちらから向こう側へとなると…。

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この模様は暗喩の世界だ。暗喩は機能するのさ、わからないのかい?どんな時間にせよ、その一部になり、本気でその世界とかかわるためには、中にどっぷりつからなきゃ。パイがいっていたこと、覚えてるだろう?

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あらゆる人間があらゆる人間の分身であるとしりました、なぜなら意識はひとつなのですから。それでまた話は変わりますが、世界の未来というのはまったく主観的なもので、わたしたちが自分自身のためになにを実現させるかを選択することによって、全世界がどうなっていくかをも選びとることができるのあります。

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過去・現在・未来の区別は、一種の幻想に過ぎない

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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