宮崎サーフィン移住50本ショート動画の制作舞台裏|Vol.2

14日前から始めた企画「宮崎サーフィン移住:50本連続ショート動画」の舞台裏です。これは、ちょっとしたSNSプロモ制作の実験——自ら人柱になっての実証実験でもあります。

このスキームは、企業ブランディングに活用できるんじゃないか? それを確かめたくて始めました。


実験の設計

立てた仮説はシンプルです。あらかじめストーリーをプリセットし、それを50日間連続で縦動画として全SNSに流したら、何が起きるのか。

企画「宮崎にサーフィン移住するか?しないか?」を50日間連続で発信
フォーマット1分尺の縦動画(ショート)×50本
配信先YouTubeショート/Instagramリール/Facebookリール/TikTok
検証したいこと①50日で視聴者はどれだけ共感するか ②数字はどれだけ伸びるか
ねらいこのスキームが企業ブランディングに転用できるかの実証

14日経過時点の結果

SNS14日間の結果フォロワー増
Instagram最も伸びている。ピン留めした1本目が2.7万回再生と伸び続ける。共同投稿機能の活用でビュー数拡大(4,000〜9,000回)+300
TikTok16万再生658いいね、17万再生593いいねの動画が出る一方、伸びない動画との差が激しい+350
YouTubeショート期待ほど伸びず。まだエンジンがかかっていない印象(登録者11,024人/リピーター3,742人/ユニーク視聴者2.3万人)+30
Facebook動画閲覧数は伸びず。当初のコミュニティの動きほどではない—
宮崎サーフィン移住 50本連続ショート動画のInstagram分析画面

Instagram:共同投稿が効いた

4媒体のなかで、いちばん手応えがあったのがInstagram。最初にピン留めした1本目が2.7万回再生と伸び続けています。2024年から始まった共同投稿機能を使うとビュー数が拡大するのが分かりました(1本あたり4,000〜9,000回)。

TikTokの再生数データ(16万再生の動画)

TikTok:当たりは大きいが、読めない

16万再生、17万再生という数字が出る一方で、伸びない動画との差が激しい。何が当たりを決めているのか、傾向がまだつかみきれません。振れ幅がいちばん大きい媒体です。

YouTubeショートのアナリティクス

YouTubeショート:まだエンジンがかからない

正直、期待していたほど伸びていません。ストーリーの内容が「波乗り」中心になっていけば、もう少し動く可能性はあります。ただし通常動画とショートでは視聴ターゲットが異なる印象なので、一概には言えません。

50本連続ショート動画のSNS横断データ

Facebook:裏話のほうが盛り上がる

動画の閲覧数自体は大したことがない模様。スタート当初のコミュニティの動きほどのものはありません。どちらかというと、この投稿のような「裏話」のほうが反応がいい——という発見がありました。


14日でわかったこと

  • 媒体ごとに「伸び方の癖」がまったく違う。同じ動画を配っても結果は揃わない
  • Instagramは機能(共同投稿)を使えるかどうかで差がつく
  • TikTokは当たれば大きいが、再現性が読めない
  • Facebookでは、完成物よりプロセス(裏話)のほうが人を動かす

模索の日々は続く。

企業のSNSプロモーションを設計するとき、この「媒体ごとの癖」を知っているかどうかで、打ち手はまるで変わります。だから、自分でやってみるしかない。


※これは50日間の実験の第2報です。数字はすべて開始から14日時点のものです。

HIROKI NAGASAWA

海の近くでクリエイティブに生きる

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