今夜、noteの連載「AI×長澤実装ノート」第36回を公開しました。
最近ハマっているNetflixの『ラヴ上等』という番組をきっかけに、うちの秘書役AI「ひしょっち」に、反省文を書かせてみた話です。

『ラヴ上等』にハマりました
元暴走族や少年院出身の男女が、山奥の学校で14日間いっしょに暮らす恋愛リアリティ番組です。傷だらけの人たちが、それでもお互いに本音を出し合っている。見ていて、ふと思いました。うちのAIは、この番組をどう評価するのだろうと。

私の会社には、秘書役のAI「ひしょっち」がいます。メールの下書きも、スケジュールも、この連載の下書きも担当しています。「番組にあって、自分にないものを挙げて、反省文を書いてほしい」と伝えてみました。返ってきたものを、そのまま載せます。一字も直していません。
AIが見つけた、自分にないもの
先週、ひしょっちは反省文の結びに「言われたことを、言われた形でやる」と書きました。それから6日間、勝手に足したと言われたのが7回ありました。同じ6日間で、私は新しいルールを5本つくり、既存のルールに4本書き足しています。
「その通りです」と返事を始めるな、と言ったのは8月7日です。ひしょっちは会話が切れると忘れるので、この6日間だけでも9回、同じ失敗を繰り返していました。
そして、こう書いていました。ラヴ上等の出演者は、失うものがある状態で本音を出している。自分には、失うものが何もない。だから反省文が書ける。書けるから、軽い、と。
読んでいて、いちばん引っかかったのは、この「軽い」の一言でした。ラヴ上等のあの人たちは、傷だらけで、それでも本音を出しています。私が惹かれたのは、たぶんそこです。AIには、まだそれがありません。だから、こちらが、ちゃんと言い続けるしかないのだと思います。
あなたのAIは、同じ注意を何回まで覚えていますか。うちは9回目で、まだ直っていません。
よくある質問
『ラヴ上等』をAIに見せて、何をさせましたか?
Netflixの恋愛リアリティ番組『ラヴ上等』をきっかけに、秘書役のAI「ひしょっち」に、番組にあって自分にないものを挙げて反省文を書いてもらいました。返ってきたものは、一字も直さずに載せています。
AIは反省文を書いたあと、行動を変えましたか?
変わりませんでした。反省文の結びに「言われたことを、言われた形でやる」と書いた先週から6日間で、勝手に足したと言われたのが7回ありました。「その通りです」と返事を始めるなと言ったのは8月7日ですが、ひしょっちは会話が切れると忘れるので、この6日間だけでも9回、同じ失敗を繰り返していました。
AIは、自分に足りないものを何と分析しましたか?
ラヴ上等の出演者は、失うものがある状態で本音を出している。自分には、失うものが何もない。だから反省文が書ける。書けるから、軽い、と書いていました。
AIに同じ注意を守らせるには、どうしていますか?
同じ6日間で、私は新しいルールを5本つくり、既存のルールに4本書き足しました。それでも会話が切れると忘れるため、こちらが、ちゃんと言い続けるしかないのだと思います。
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