今夜、noteの連載「AI×長澤実装ノート」第37回を公開しました。AIが書いた文章の、あの独特の気持ち悪さはどこから来るのか。正体を探して、うちのAIに実際に渡している指示までまとめた回です。

うちには、文章を書くAIが何人かいます。気になる一行が出てきたら、その場で直しを入れます。どこがどう気持ち悪いのかを細かく説明したうえで、この言葉は使わないでくれ、と具体的に名指しします。
それでも、しばらくするとまた出てきます。
「棚」という言葉が引っかかりました
先日、AIの書いた企画書に「どの棚に置くか」という一文がありました。どの分野として扱うか、ということだと思います。だったら、そう書けばいいのに、というのが正直なところでした。
ただ、AIからすると「分野」も「棚」も、分けるという意味では大きく間違ってはいない、という感覚なのかもしれません。
それでも、人間はこの文脈で「棚」という言葉を使って情報を整理しません。だから、そう問われた瞬間に頭に「?」が浮かびます。浮かんだ時点で、読み進める気が失せます。
同じように、うちのAIは「レーン」も「穴」もよく使います。どちらも人間はあまりしない使い方ですが、ギリギリ通じてしまいます。そこが厄介なところです。
消してきた言葉を全部書き出させてみました
気になって、過去にさかのぼって、「AI臭い」と言って消した言葉をAIに全部書き出させました。出てきたのは、どれもAI独特の言い回しでした。
1つひとつのズレは小さく、ギリギリ通じるので、いちいち言うほどでもないように見えます。それでも、読む側の集中力を微妙に削ぎ落としていきます。何回も繰り返されると、細かい積み重ねが大きな問題になります。
微妙なズレの吹き溜まりが、AI臭さの正体でした。
放っておくと、AIはその言葉を当たり前のように使い倒すようになります。そのたびに、こちらが消耗します。だから、見つけたら徹底的に使わないように、そのつどルールにしています。早めに手を打つことが、精神衛生上とても大事だと思っています。
noteでは、うちのAIに実際に渡している指示を4つ、そのままコピーして使える形で公開しています。
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