白石一文の「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」(上)

 

白石一文の「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」(上)を読みました。

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

企業が大規模な人員整理によって多数の従業員をクビにして社会に放り捨てる。すると証券市場は大リストラを歓迎して、その企業の株価を持ち上げる。企業は業績を回復させ、株主配当は増え、株価の上昇で株主たちの財産はふくらむ。一方、解雇された社員たちは短期間、失業保険を受け取ったのちは生活水準の大幅な切り下げを余儀なくされる。そうやって富めるものはますます富み、貧しいものはますます貧しくなっていく。株主と従業員、この立場の違いによって生まれる格差がこれほど明瞭で不可逆的になってくると、社会の二分化、階層化は避けられなくなっていく。

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彼女は我が身を鞭打つことで僕からの冷ややかな視線を封じ、ユキヒコの死を丸ごと彼女だけのものにしようと測り、ちゃんと成功した。女のずるさの前で僕たち男はいつだって完璧に無力なのだ。

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総額百二十五兆ドルに達する世界の「富」の約85パーセントを、世界の成人人口の2パーセントが保有している。アメリカの富の40パーセントは1パーセントのアメリカ人が保有し、日本でも1パーセントの日本人が富の25%を哺乳している。中国などはたった5パーセントの特権階級が95パーセントの富を保有しているといわれている。

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5年もやっているとさしたる興奮も喜びもない。物事の価値というのは詰まるところ希少性に依拠しているだけなのだろう。どんな輝きも日常化された瞬間に、それは輝きではなくなる。

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まず最初に自分が行ってきたことを丸ごと認めてあげてください。理由や根拠を求めずに崖から飛び降りるような大胆な気持ちで、自分のこれまでの人生をとにかく肯定するんです。実際、周囲の人間からすればカワバタさんはとても恵まれた人生を送ってきた方なんですから、それほど難しいことではないはずですよ。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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