「私」で話すほど、伝わらなくなる理由|企画実装ラボ第24号

自分の発信、思い当たることはないでしょうか。「新商品ができました」「弊社の強みはこれです」。事実は正しいのに、なぜか広がらない。最近、その理由をあらためて考えさせられることがありました。

パン屋の発信を比較したイラスト。商品説明の投稿は届かず、家族の悩みに寄り添う投稿は共感され来店につながる様子

広がる発信と、広がらない発信の違い

広がらない発信の多くは、「自分が言いたいこと」から始まります。広がる発信は、「相手が困っていること」から始まります。主語が違うだけです。

たとえば、パン屋の発信で考えてみます。「新作の食パンができました」は、商品の説明です。でも「朝、お子さんが食パンを残して困っていませんか」から始めれば、同じ商品でも”あなたの悩み”の話になります。


主語を変えるだけで、売り込みが相談になる

人は、自分に関係のある話しか読みません。主語を「私」から「あなた」に移すだけで、読み手は急に自分ごととして受け取ります。

売り込みが、相談に変わる瞬間だ。

本来、伝わる発信とそうでない発信の差は、情報の量ではなく、誰の困りごとから始めているかにあるのだと思います。


あなたの発信を、書き直してみる

今週の実装チャレンジは、これです。

直近の発信を1つ選び、冒頭の一文を「相手の悩み」から書き直してみること。

あなたの発信の主語は、”私”と”あなた”、どちらでしょうか。

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HIROKI NAGASAWA

海の近くでクリエイティブに生きる

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