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vlog236は、人生の価値観が変わる時について😎😎

意外と些細なことが人生を大きく左右するんだよ。
そんなもんだ

 

 

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ハワイ生活を走馬灯で振り返る?
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池澤夏樹の「終わりと始まり2.0」

 

2018年のベストセラーから今年の15発目! 16/52
池澤夏樹の「終わりと始まり2.0」 を読みました。

大好きな池澤夏樹さんの新書。書店に平積みされていたので、タイトルに惹かれ手に取りました。
池澤さんは、様々なジャンルで書かれていますが、個人的には、池澤さんの小説が大好きです。南の国や海系を題材にしているものになぜか心が揺さぶられます。
その中でも、「カイマナヒラの家」「南の島のティオ」は、自分の中でバイブル級に好きです。
あとは、ベクトルが全然違う方向を向いている著書、『憲法なんて知らないよ というキミのための「日本の憲法」』なんかも、当時とても興味深く読みました。

しかし、今回の一冊は、正直、イマイチだったかなーと。m(_ _)m
書かれている内容に対してなにか云々というつもりは毛頭もないのです。本としての情報の鮮度の問題で、情報が微妙感じで古いだけに、どうしても読んでいて前向きになれませんでした。(2013年4月から2017年12月まで、毎月の気になる内容を1つピックアップしてエッセーとして、朝日新聞に連載してきた内容を、今回、改めてこの一冊にまとめあげたそうです)

その意図を知らずに手にした自分に非があるのですが、正直、本の趣旨、構成として、ある種のユルさを感じざるを得ませんでした。。
急激な時代の流れの中で、整理できない感情が混沌としているときだからこそ、これを独自の視点まとめ上げるエッセイに価値があるのだと思います。時間が経つにつれ、やはりそこにある新鮮味はかけてきてしまうわけであって、なんだか、当時勇気をもって感情をあらわにしたものを、時が過ぎてだいぶ時間が過ぎてから、その感情を掘り起こしても、感動がない、というのが正直な意見でした。(逆に後出しじゃんけん的に見えてしまう懸念も)

とは言え、もちろん、今回も多くの学びがありましたので、以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

選挙を前にした各党の政策は言わば定食のようなもので、有権者は料理の一つ一つを選ぶことはできない。
この前の選挙で自民党はともかく主食がたっぷりというメニューを用意した。みんなのおなかが空いていたらしく、この経済優先の政策は票を集めた(タニタの社員食堂に比べるとずいぶんメタボっぽい)。

ーーー

「我が国は、先の大戦による廃墟や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。」
自民党の「日本国憲法」の「前文」の一部である。

これ、文章としておかしくない?
「…重要な地位を占めており」までは現状分析だが、その後の部分、「…に貢献するのところは意思の表明である。この二つを一つのセンテンスに押し込めるというのは、高校生程度の日本語作文能力がある者ならばしない過ちだ。

ーーー

イラクに派遣された自衛隊は一人も死なず、一人も殺さず戻った。憲法第九条が彼らを守った。
それでも帰還隊員のうちの25名が自殺したという報道がある。

ーーー

過激とユーモアの不足

「不服従」すなわち市民のレジスタンスである。世界中いたるところで人々は権力に反抗している。選挙だけが意思表示ではない。国民はもっと過激な手段を使ってもいいのだ。

ーーー

「古事記」の完成が712年、「万葉集」は759年から後と言われる。この間はほぼ半世紀、つまり人間の寿命に収まる長さだ。運がよければ、「古事記」を手にした少年は老いて「万葉集」を繙くことができたはず。

 

 

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*Amazonへのリンク→ 池澤夏樹の「終わりと始まり2.0」

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booklog

 

 

log179は「今読むべき本はこれ!ベストセラー読破52 (4月) 」です。

今回は以下3冊をご紹介しました!

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Mahalo for another beautiful day.

 

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池澤夏樹の「キップをなくして」

池澤夏樹の「キップをなくして」

 

池澤夏樹の「キップをなくして」を読みました。

以下の11の章から構成されている一冊。
・キップをなくす
・駅の仲間
・甲州焼肉弁当
・精算券とスイカ
・駅長に会う
・駅の子のはじまり
・真夜中の目白駅
・二回目の会議
・函館めぐり
・春立ての広い空
・最後に、上野駅で

著者の作品の中でも大好きな「南の島のティオ」「カイマナヒラの家」と同様に、素晴らしい一冊でした。

子供に向けて説明する「死」の概念が、大人でもとても勉強になりました。

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

「日本でいちばん高いところはどこか知ってる?」とその時、ユータはイタルに聞いた。
「え?富士山のてっぺんだろ」
「はずれ。東京駅だよ」
「どうして?」
「だって、東京駅に向かう列車が上りなんだもん。ぜんぶの汽車が上がってくるんだから、東京駅がいちばん高いところ」
どうもユータの言うことはまじめに考えない方がいいみたいだ。

 
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「それからか。死んだ者がどうなるか知っているかね?」
「知りません」とフタバコさんは言った。ぼくだって知らない、とイタルは思った。
「別の世界に行く。現世から預かってきたものを返して、他のたくさんの魂と一緒になってしばらく暮らし、互いに混じり合う。やがて自分は自分だという気持ちが薄くなって、ぜんたいの中に溶け込んで、長い歳月の後、別の生命となってまた生まれ変わる。死ぬ前の自分のことはやがて忘れる。そういうことらしい」

 
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「ああ、同じだよ。楽しいところらしい。天国はあるけれど地獄はない。地獄というものは人間が勝手に考えたものだ。死ぬことは誰にとっても終わりだし、安らぎだ。もしもこの世に思いが残らなければね」
「残ったらどうなるの?」とミンちゃんは重ねて聞く。
「しばらくこちら側にいることになる。私がそうだったように」
「ずっと残っているの、何年も?」
「そうすることもできる。こちら側に残ることは禁じられていない。だから、死んでも見えない存在として暫時この世に残る者もいる。ただ、やがては納得して、旅立ってゆく。私はまだその納得に至れないだけだよ」

 
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「人の心はね、小さな心の集まりからできているの。たくさんたくさんの小さな心が集まって、一人の人の心を作っている。だから人が何か決める時は、その小さな心が会議を開いて相談したり議論したりして決める」
そうだったのかとイタルは思った。そんな気がしたよ。
「みんなも何か決める時に、気持ちが二つに分かれて困ることがあるでしょう。そういう時は会議が二派に分かれて議論しているのよ」

 
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でも、いなくなってみると、とても寂しい。何か見たり聞いたりしたことを、ああこれはミンちゃんに話そうと思っても、その思いには行く先がない。これが誰かがいなくなるということだ。旅立つとか、別れるとか、死ぬということだ。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
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Link:池澤夏樹の「キップをなくして」

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マイバイブルの一冊、池澤夏樹の「カイマナヒラの家 (集英社文庫)」を読み直す。

本の構成を意識して読むと、以前とは大分印象が変わってくる。
・ショートストーリーの集合体としての構成
・カイマナヒラの家が、物語を串刺しするモチーフ。
・家に集まる仲間語りが個別のショートストーリーとなる。
・芝田満之の写真が全体に共通したイメージを醸成するのに貢献。

1)イントロ的ショートショート:ロビンが語る飛行機の話
2)ロビンと僕の出会い(説明的)→家登場。
3)家:ロビン、サム、ジェニー登場。家にまつわる背景の話
4)ジェニーと恋愛、冷蔵庫のストーリー
5)ロビンが語るドライレイクのショートストーリー
6)サムの話。ロビンとの関係。ホテルの幽霊の話
7)ジェニーのBFウィンドサーファーの語り(マインド)
8)お春さんの視点、語り
9)レラとの別れシーン(アロハの精神)
10)ジェニーを慕ってきたドジな少年。
11)1年ぶりのハワイ。ロビン父親になっている(長目)
12)エンディング:ジェニーから手紙。家を出る。

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