脱常識

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企業研修の講師業は「M1」の漫才と同じ?

昨日、大手銀行に対して行った「デザイン思考」を身につける、「アイデアをカタチにする」企業研修が、今までにない素晴らしいものとなった。 教える側と教わる側の目指す方向がカチッとはまった。 研修では、30分の座学の後に、10グループに別れてそれぞれでブレスト的なグループワークを展開していく流れになっているのだけど、どのグループのブレストも能動的で、知的で面白かった。 各グループがブレストを行っている間、講師としての俺は、一切、手出し(アドバイス)をする必要がなかった。 30分の最初の座学だけで、受講者はしっかりとやるべきこととしてのメッセージを受け取ったと解釈しても良いのだと思う。 こんなことは初めてだ。 なんだろうこの感覚?何かに似ているなあ? まるで、下積みが長かったお笑い芸人が、いきなりM1優勝するみたいな感じ?(勝手に想像してみる) というのは、研修の大筋は毎回ほとんど変わらないのだけど、回を重ねるごとに、少しずつ微調整して、精度をあげていっていた。 繰り返し行う漫才やコントみたいな感じで、ウケたとウケなかったところには敏感に反応。その都度改良を加えながら、たまにアドリブを入れていく。 そのちょっとした「ピボット」の繰り返しが、「デザイン思考」そのものであったりもするのだけど、この作業を繰り返していることで、とある回数を超えるた瞬間に、ピタッとその空気にハマる瞬間が現れる。 おそらくそれが、この「講義がちゃんと完成した瞬間」なのだろう。 今回はその回数がたまたま10回だったのだけど、あらゆるモノにきっと、「繰り返すべき回数(+改良)」があって、そこに達すると見えてくる景色があるのだろう。そんなことを感じさせてくれる研修となった。本当にありがたい。 そんなこんなで、この研修はもっと広げていくべきなんだろうなと、勝手に自分のパーパスの一つとして置き換えた。 ***そして、そんな研修を求める方、いましたら、気軽にお声がけください***
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