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岩井俊二さんの最新映画『花とアリス殺人事件』が、2015年2月20日(金)より全国公開されます。楽しみですね〜。

日本出張のタイミングをあわせてスクリーンでみたいです。

 

予告編

 

IMAGINEにゲスト出演

 

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岩井俊二さんの、アルバイト情報誌「タウンワーク」用作品。
いわゆる(懐かしい響きの)ブランデッドエンターテインメントですね。

ロトスコープという実写をトレースしてアニメ化する技法を用いているのですが、会話のやり取りと音楽の入り方だけでもしっかり岩井俊二作品なんですよね。こういう「切り取り方」、やっぱり好きですねー。

 

第1話「初めての潮の香り」

 

第二話「君の夢を読む」

 

第三話「この遠い道程のため」

 

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vlog168は 「今読むべき本はこれ!ベストセラー読破52 (3月) 」 です。

 

 

今回は以下2冊をご紹介しました!

落合陽一の「日本再興戦略」
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川村元気の「四月になれば彼女は」
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映像で(作業時間的に)紹介しきれていないもう一冊

有元葉子の「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」
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「今読むべき本はこれ!ベストセラー読破52 (2月) 」

 

「今読むべき本はこれ!ベストセラー読破52 (1月) 」

 

*年初に たてた抱負 「ベストセラー読破52について」 はこちらのvlogを見てね

 

 

Mahalo for another beautiful day.

 

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川村元気「四月になれば彼女は」

 

2018年のベストセラーから今年の10発目! 10/52

川村元気の「四月になれば彼女は」を読みました。

初版発行は、2016年11月とちょっと前ですが、気になったので手にしました。

ヒットメーカの川村元気さんは、それこそ最近では、『君の名は。』の企画・プロデュースが有名ですが、過去にも、様々なヒットを飛ばしている方なんです。
映画『電車男』『デトロイト・メタル・シティ』『モテキ』などを企画・プロデュースし、小説化としては、『世界から猫が消えたなら』で作家デビュー。その後に『億男』を発表し、今回の「四月になれば彼女は」が3作目だそうです。

川村さんの恋愛小説を今回はじめてじっくり読んだのですが、シーンの切り取り方と、場面転換がとても映像的だと思いました。

僕は、岩井俊二さんの小説も彼の映像と同様好きでたくさん読むのですが、川村さんの「四月になれば彼女は」にも同じ匂いを感じました。
表現方法は全くちがうのだけど、二人に共通する独特のなんというのか、活字から「映像で表現されたい感」がでているのです。
わかりにくいですかね?

でも、これにはちょっと驚きました。
活字からビジュアルが簡単に浮かんでくるんですね。
さすがだと思いました。

もう一つ、面白いと思ったのは、とあるキャラクターが言った印象的なセリフを別のキャラクターが引用して繰り返すことで、ストーリーの中で事実として根付かせていくような手法が2回ほど使われていたのですが、これがとても効果的なんですよね。
細かいですが、これまた新鮮な演出でした。

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。
とはいえ、興味がわいた人は、ぜひ手に取って読んでくださいね。

 

 

ハルの顔が歪んだ。とても苦しそうに見えた。藤代はただその横顔を見つめていた。高層ビルの上空を飛ぶヘリコプターの音が遠まきに響いてくる。あれだけ騒がしかった渋谷の街が、彼女のために静かにしているような気がした。

ーーー

フォーカスが合っていない横顔。銀色の光が射しこむ電車のなかで、ドアの横に立ち、顔をくしゃくしゃにして笑っている。子供が歌っているようにも見える。いつのまに撮られたのだろうか。動揺し、鼓動の音が耳元に迫る。それは見たことがない、自分の笑顔だった。

ーーー

今思うと、友人に完全にしてやられたのだ。もともと子猫たちは、四人の引き取り手がついていて、藤代たちはあらかじめ最後に残った子猫と出会うことが定められていた。
なぜ彼が選ばれなかったのか。理由は単純だった。とにかく人みしりで、懐かない、はじめは抱かれることすら許さない子猫だった。けれども映画を見ているときだけはそばにやってきて、膝の上に乗った。人みしりで映画好きなこの子猫に、藤代は「ウディ・アレン」という名前をつけることを提案し、弥生は笑いながら賛同した。

ーーー

藤代はハルにとって、はじめての恋人となった。
その日から彼女は大好きなコーヒーが飲めなくなった。ぱたりと、突然飲めなくなった。見た目も、味も、すべて受け付けなくなってしまった。
「誰かを好きになると、好きなものをひとつ失うんですか?」

ーーー

ぜんぶ諦めてしまえば、時間の方が俺に合わせてくれるようになる。

ーーー

「誰かのことを心から愛している、と思えるのは一瞬だしね」
右手にハルの震える小さな手を感じて、手のひらを見つめる。あのとき、自分の手も震えていたことを覚えていなかった。

ーーー

「ほんとうに。でもあr、もともとキューブリックが撮る予定だったんだ」
「キューブリック?」
「ほら、『2001年宇宙の旅』の監督」
「へえ」
「キューブリックがつけていたタイトル知ってる?」
「なに?」
「ピノキオ。別に人工知能ってあたらしいアイデアでなくても、昔から同じような話を繰り返してきているだけなんだよ」

ーーー

「どうしてだろう。いま考えると、滞在を延ばすこともできました。でもあの頃の僕らは、いつでもまた来ることができると信じていた。いつでもこの恋愛が続くと、確信していたんです。なんの保証もないのに」

ーーー

「相変わらず厳しいねえ……そうじゃない人もいると思うけど」
「ほとんどの人の目標は愛されることであって、自分から愛すことではないんですよ」
「それは確かに」藤代は苦笑して続ける。「否定できない」
「それに、相手の気持ちにちょっとでも欠けているところがあると、愛情が足りない証拠だと思い込む。男性も女性も、自分の優しい行動や異性に気に入られたいという願望を、本物の愛と近藤しているんです」

ーーー

「生きているという実感は死に近くことによってハッキリしてくる。この絶対的な矛盾が日常のなかでカタチになったのが恋の正体だとボクは思う。人間は恋愛感情のなかで束の間、いま生きていると感じることができる」

ーーー

腹が痲痺し、嗚咽が漏れた。写真を手にしたまま、うずくまってしまって動けなくなった。いつかまた見に来ようね。ハルの声が耳元に迫る。苦しくて、悔しくて、仕方がなかった。けれども呻くことしかできなかった。酢酸の匂いが、その悲しみの輪郭をぼやけさせてくれるようで、藤代はしばらく暗室から出ることができなかった。

ーーー

「人は死ぬ、けれどもわたしたちのそばにいてくれる」老婆は言った。「わたしたちを生かしてくれている」

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
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*Amazonへのリンク→ 吉野源三郎の「漫画 君たちはどう生きるか」

» BOOK LOG一覧はこちら
» 長澤宏樹の「思いが伝わる!心を動かす! 「アイデアをカタチにする技術」

 


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東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇跡」

 


東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇跡」
を読みました。

 

いや〜。。。ものすごく良かった!

岩井俊二の「ラブレター」のような、映画「フォーレストガンプ」のような、時間軸を自由に行き来する構成が最高です。

めちゃくちゃ面白かったので、オススメです!

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

「そうだよ。それに、俺はなんか楽しかった」幸平がいった。「誰かの相談に乗るなんてこと、これまでの人生では一度もなかったからなあ。まぐれでも結果オーライでも、相談してよかったと思われるのは嬉しいよ。淳也はそう思わないか」

 
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自分は音楽の道に進む、だから大学に行く意味がなくなった。そう答えると、親父はさらに大きな声で喚いた。うるさいので一方的に電話を切ると、その日の夜に二人で上京してきた。父親は顔を赤くし、母親は青ざめていた。

 
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「嫌がらせだろうが悪戯目的だろうが、『ナミヤ雑貨店』に手紙を入れる人間は、ふつうの悩み相談者と根本的には同じだ。心にどっか穴が空いていて、そこから大事なものが流れ出しとるんだ」

 
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公園のトイレで用を足し、顔を洗った。子供の頃に、よく遊んだ公園だ。トイレを出てから園内を見回し、案外狭かったことに少し驚いた。こんなに狭い場所で、どうやって野球をしていたのだろうと不思議に思った。

 
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玄関のドアを閉めた後、浩介は太いため息をついた。その場にしゃがみ込みそうになっているのを辛うじて堪えた。

 
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「この手紙、もう『ナミヤ雑貨店』には届けられないね」幸平がいった。
「それでいいんだよ。だってこの手紙、俺たち宛のものなのだから。そうだろ、敦也」翔太がいった。「この人が感謝している相手は俺たちなんだ。俺たちに、ありがとうございましたって書いてくれてるんだ。こんな俺たちに。クズみたいな俺たちに」
敦也は翔太の目を見つめた。その目は赤く、涙が浮かんでいた。

わたしたちは、誰かの顔に答えが書いてあるのではないかと期待をかけて、それぞれの顔を見回した。でも、どの顔も白紙だった。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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