いや〜、ショックですー・・・ (TヘT)
いきなりブログの出だしで、何じゃい?
って感じですが、
僕がずーっとやりたかった企画、
もうかれこれ5年前くらいでしょうか?
これが、コカコーラのキャンペーンという形で、
世に先に実現されてしまったので、
ちょっと凹んでいます。
http://creativity-online.com/work/cocacola-the-rainbow-nation/34896
まずはこのキャンペーンの説明映像をこちらをご覧下さい。
この映像で分かりますでしょうか?
これは、ヨハネスブルグの民主化20周年を祝うイベントとして、
コカコーラがスポンサーとなって、
ヨハネスブルグの空に「虹を人工的につくり出す」という企画です。
コカコーラの“Happiness”のタグラインを踏襲して、
ビルをコカコーラのグラフックス風にデコレーションし
Moment of Happinessを体現しています。
実に良くできています。
嫉妬しちゃいます。
そして、注目して欲しいのは、この
「虹を人工的につくり出す」
というところです。
僕は、これをずーっとやりたかったのです・・・
他人が実現してしまうと、そこでようやく色々なことが見えてきますね。
これくらいサラッと1スポンサーでやっちゃった方が良かったんだ。
やっぱり思ったことはドンドン動かないといけないな。とか・・・。
ひたすら反省なのですーーー。
当時僕が考えた企画はこうでした。
当時イチローの2000本安打達成が注目されていました。
また東京タワーのお役御免の話がありました。
世の中にはデジタルサイネージという言葉が出始めていました。
そんな社会的背景の中、
僕は電波塔の役目を終える東京タワーを何かに使えないかな?と考え、
東京タワーを世界の平和のシンボル「=虹を生み出す装置」に
変えられないかと考えました。
世界のトップのイチローをナビゲーターとして起用して、
日本を代表する世界的企業が7社集まって、東京タワーを、
虹を生み出す装置に生まれ変わらせる、というシナリオです。
雨水を浄水する東レの技術、コレをまき散らすKUBOTAの放水技術、
これらを制御する技術、等等、といった具合に、
映画でいう制作委員会方式でプロジェクト化するわけです。
更にこれを、デジタルサイネージならぬ、「オーガニックサイネージ」と
ネーミングして、新たな景観デザインプロジェクトのトレンドを作ります。
ソーシャルメディアを活用して、人々の感情を募集することができ、
ある程度の感情が満たされるとその結果として、東京の街に虹が掛かる
仕組みなんかも面白いと考えていました。
または、ベタな駄洒落として、毎日(晴れた日は)決まって
「2時」に虹がでるのも、ダサ面白いなー、とか。
と、そんな形で、この虹を街の上に人工的につくり出す
「オーガニックサイネージ・プロジェクト」を世界初として
東京タワーでやりたかったのですよー。
コカコーラの企画も実に良くできている企画だし、
みんな幸せそうなので、良しとするか〜、
と、一瞬強がってみましたが、諦められないなー。
世界初じゃなくても、まだ行けるかな?
Link : Creative CHECK クリエイティブ企画のネタ帳
コメント