ハロウィーンは、ここハワイでも、親子が気合いを入れて盛大に楽しむイベントの一つです。
子供がハワイの現地校に転校してから間もなく、学校からの手紙でハロウィンパレードがあると知らされ、慌ててコスチュームを購入しました。
この時期、あちこちのお店でいろんなコスチュームが売られています。赤ちゃん用から大人用、犬用まで。おばあちゃんが動物の耳かなんかのカチューシャを手に取って見ていたりするから、ほんとにみんなが楽しむ一大イベントみたいですね。
学校からの手紙には「適切ではないコスチュームは着て来ないこと」ということが書かれていて、「Devilのコスチュームや血のペインティングは禁止」と明記されているのも面白い。「自分のコスチュームが適切かどうかの判断に迷う人は、事前に先生に相談すること」とも書かれていました。
息子が選んだのは、マリオブラザーズの中に出てくるワルイージと言うキャラクターのコスチューム。これは適切じゃないってことはないだろう、ってことで、特に先生にも相談せず。笑
パレード当日。
朝からコスチュームを着て登校すること、って書いてあるんだけど、ほんとにこの格好で登校するのか???とふと不安になりましたが、学校に着いたら、みんな思い思いの変装をして登校中でした。笑
女の子達は大体プリンセス系、男の子達は結構様々で、スパイダーマン、STAR WARSのキャラクター達、忍者、テレビに出てくるヒーロー達や、ダンボールの手作ロボットもいました。
参加しない子も結構いて、そう言う子は図書館かなんかで違うことをして過ごしていた模様。宗教上の理由とか、ただ参加したくない、とか色々な事情があるようですね。
音楽が鳴り響く中、いよいよ「パレード」がスタートです。
教室から子供たちが出てきて、学校の中央を通る外廊下のようなところを30分間ひたすら行ったり来たり。たいしてはしゃぐわけでもなく、みんな恥ずかしそうに、どちらかというと淡々と歩いているのがまたおかしかったです。最後の方は飽きてきて「暑い暑い」と文句を言う子供もいたりして。
先生達も思い思いの変装をして生徒達を引率します。顔にものすごいペイントしている先生を発見!・・って、face paint禁止って書いてあったなかったっけ?(笑) 校長先生もダースベイダーに変装して参加するんだから、ほんと、ハワイの学校って楽しいですね。
その日、息子が学校からもらって帰ってきたのは、31日のハロウィン本番に向けての注意事項が書かれたプリントと夜出かける時に身につけるようにと配られたハロウィンの光るシール。
しかもその発行元は政府機関。
・お菓子を配る家は家の外の電気を点灯しておくこと。
・子供にも電気がついている家を回るように徹底すること。
・配るお菓子は売っているものに限ること。(手作りはあぶない)
・お菓子は家に帰って親の許可を得てから食べるように徹底すること。
などなどの注意事項が書かれています。
みんなで楽しむために、政府までもが参加してルールを作る。
なんともアメリカらしい。いいことだと思います。
ハロウィーンと言えば、毎年ワイキキもパーティータウンと化します。
ワイキキでの仮装披露を目的に毎年観光に訪れる人も少なくはないみたいですね。
こちらは昨年のワイキキで撮影したハロウィーンの模様です。興味ある方はご覧ん下さい。
この時期にハワイに訪れる人はコスチュームをお忘れなく。
コメント