ハワイに来て50日が過ぎた。
飛行機に乗せられるだけの手荷物と1週間分のホテルの予約のみのスタートだった。その後、家をみつけ、車を買い、ソーシャルセキュリティを取り、電気やネットの契約、子供を学校に入れ、オフィスの作業環境の構築を行った。まだ安定にはほど遠いい状況だけど気が付けば3組の仲間が訪れてくれたり、サーフポイントの開拓を始めたり、それなりにゆとりが出て来たのだと思う。
この数ヶ月は、きっと他人からみるととっても無謀な行動に映ってきたであろう。自分でもそう思うことが多々ある。ふと我に返ると「ナニシテルンダオレ?」と自分に問いかけている冷静な自分がいたりする。でも何かに突き動かされて動くと言うことは、きっとこういうことなのだろうとも思う。自分で「理解できる動き」なんて動いていないのと同じことだ。人間に備わっている「先を照らすヘッドライト(=先を予測する能力)」は、大きく深い闇の中では、ほんの一寸先しか映し出す事はできないのだ。自分を前に動かさない事には、その先を見る事は一生できない。これから先の道は相変わらず見えないが、それが本来の人間の姿なのだろう。見えていると思ってるルーティン化された生活は幻想に過ぎないのだ。
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