ハワイはデポジット社会

ハワイは(アメリカ本土もそうかもしれないけれど)簡単に言うとデポジット社会だ。
「デポジット(=保証金)」とは、分かりやすく言えば日本の賃貸で言う「敷金」みたいなもの。ここハワイではこのデポジットを要求されるシチュエーションが半端じゃなく多い。レンタカーやホテルの予約にデポジットを入れることは良くある事なのだけど、住んで初めて気が付く種類のデポジットがある沢山ある。

車のローンの場合の頭金としてのデポジットをはじめ、例えば携帯でもデポジットが必要となる。(iPhoneを購入しVerisonと初契約を結ぶ場合には一年分のデポジットとして400ドルを要求される)。細かい話だが、引越時にエレベーターの使用料として管理会社にデポジット250ドルを要求されたりもした。

中でも一番驚いたのは電気代のデポジットだ。家の電気をアクティベートするのにHawaiin Electric Company(通称HECO)に1年分のデポジット=779ドルを要求される。生活インフラにデポジットがかかるのは日本では考えられない。

これら諸々のデポジットは、支払いが滞った場合の保険となるわけだが、一年間支払いをちゃんと行えばもちろんちゃんとで返金される(チェックで郵送される)。そして、とっても合理的に作られた仕組みだと再認識するのだけど、返金の際には7〜8%程度の利子がプラスされて手元に戻ってくることになっている。

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