保坂隆の「親で決まる!キレない子どもデキる子どもの育て方」を読みました。
ご近所さんの引越し処分でいただいた一冊。
子どもの教育はやっぱり大変ですね。
勉強になる、興味深い一冊でした。
以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。
ちょっとしたきっかけがあれば、子どもはトラブルから救われ、ストレスから解放されるのではないでしょうか。それだけではありません。キレやすい性格を直し、やる気を出させ、社会での適応力を強くするのです。
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「あの子とは遊んではいけません!」の無意味さと危険性
そろそろ勉強し始めようかなと思った矢先に、母親などから「早く勉強しなさい!」と怒られると、逆にやろうと思っていた気持ちが薄れた経験があるはずです。このような動きを「心理的リアクタンス」といいます。
(中略)
それでも「ダメ!」「やめなさい!」と言い続け、子どもの行動を阻害し続けると、当然ストレスが溜まっていきます。子どもの脳は未熟なため、ストレス耐性が大人ほど強くありません。その結果、ちょっとしたことで平常心を失って、イライラしたり、カッとするようになるのです。
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子どもの嘘はヒステリックに責めない
これは前項にも関係することですが、たとえ子どもが自分や友だちに関して嘘をつているとわかっても、そのことについてはあまり厳しく責め立ててはいけません。
(中略)
なぜなら、子どもが親に嘘をつくのは、自立した人格が形成され始めた証拠だからです。
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嫉妬というのはとても強い感情で、アメリカでは殺人動機の三番目になっているそうです。
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テクノストレスの兆候が見えたらハイテク機器から遠ざける
テクノストレスとは、アメリカの心理学グレイグ・ブロードが、1980年代にシリコンバレーで発見したストレス症状です。コンピュータと長時間接しているうちに、「イエス/ノー」「1/0」という二進法的発想の影響を強く受け、それに不自然な形で適応してしまうために発症すると考えられています。
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一般的に、人間が集中し続けることができる時間は80−90分程度とされています。長くいても一時間半程度なのです。しかもこれは成人の話で、脳が未発達な小学校低学年の場合には、30分少々しか集中力は続きません。
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周囲も子どもの勉強に協力しよう
絶対やってはいけないのが、騒ぎ続ける弟や妹に対し「」お兄ちゃんが勉強しているんだから静かにしなさい!」と厳しく怒ること。その声で集中が妨げられますし、さらに「自分のせいで弟(妹)が怒られた」ということがストレスになってしまいます。こんなときには「お兄ちゃんの勉強に協力してあげて」と諭すようにしましょう。
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人間の臨界期についてはさまざまな意見がありますが、文部科学省がまとめた報告書には、「情動は生まれてから5歳くらいまでにその原型が形成されると考えられる」とあります。さらに「1〜3歳のときに得た記憶や感情はふだんには忘れているが、ある引き金におyって表出する」とも書かれています。
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実験の結果、学生たちが「いちばんよい気分だった」と答えたのは③の「最初にけなして次にほめる」パターンだったそうです。①の「ほめまくる」は2位。そして同じ内容でも②の「ほめてからけなす」は、なんと④の「終始けなし続ける」よりも気分が悪くなったそうです。
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子どもの脳だって使わなければ衰える
私たち人間は、何歳まで成長し続けるのでしょうか。さまざまな説がありますが、肉体の成長は20歳前後、精神構造は40歳まで続くというのが一般的な説のようです。
では脳はというと、意外なことに脳細胞は6歳前後で分裂を終了してしまい、その後は細胞が大きくなるだけ、つまり、脳細胞の数の面からみると、成長は6歳で終了して、それからは老化する一方ということになります。
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叱るのも愛情 ー ただし叱り方に注意が必要
最後に、叱った後のスキンシップも大切です。どんなに厳しく叱っても、その後で子どもを抱きしめてあげましょう。
叱られた直後の子どもの脳を観察すると、大脳辺緑系という部分が活性化しています。大脳辺緑系は、喜怒哀楽や快・不快など情動の根本に関わっています。この部分が活性化しているときにスキンシップをとれば、ふだん以上に愛情が伝わり、親子の絆が強化されるでしょう。
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テストや成績がよかったら「ご馳走」を作る
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元気がないというのは脳がうまく働いていない状態ですから、海草をたっぷり食べさせて邪悪なアンモニアを排出し、脳の働きを活発にしてあげるのです。
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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。
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保坂隆の「親で決まる!キレない子どもデキる子どもの育て方」
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