Book LOG | 徳山亨/野村勇気の「5秒で伝え、共感させる」YouTube広告術」

 

徳山亨/野村勇気の「5秒で伝え、共感させる」YouTube広告術」

 

徳山亨/野村勇気の「5秒で伝え、共感させる」YouTube広告術」を読みました。

 

最近、YouTube動画の制作依頼がやたら増えました。

そんなこともあり、Googleの提唱するマイクロモーメントを勉強するために手にした一冊。

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

ですが、今は違います。ゴールデンタイムという時間を意識し、その時間にテレビをいつも観ている人がどれだけいるでしょうか。現代では、夜遅くまでどこでも仕事ができます。海外と関わる仕事が増え、昼夜とわれない働き方を求められている人も少なくないでしょう。働いていない若者も、SNSなどを通じてあらゆる時間帯んい誰かと交流できる時代です。

決まった時間にテレビをゆっくり観るような生活から人々は縁遠くなりました。このような現代において、人々が観たい番組、情報をどうやって得ているのか。それはYouTubeのような、放送時間に縛られない、隙間時間に視聴できるインターネット動画配信サービスからです。YouTubeは今の時代に適合した、いわば”次世代のテレビ”なのです。

 
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3C分析

Customer : 顧客、市場環境
Competitor : 競合、ライバル
Company : 自社の強み、立ち位置

 
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マイナス面を見つけた場合は、できるだけ早く対応しましょう。また闇雲に要素を増やしてプラス面、強みを散らしてしまうこともあります。自社の強み、弱みをしっかり認識し、的確な手を打つように心がけましょう。

 
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オンライン動画市場は止まらない

YouTubeは動画=コンテンツとユーザが紐付けられた多くの情報が集まる場となってきました。YouTubeは今、Googleに次いで世界で2番目の検索エンジンです。
これだけの人が閲覧している動画です。ということは、広告宣伝を意図した動画をうまく活用することができれば、その動画はたくさんの人の目に触れることになる。

 
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動画広告のクリエイティブ素材

54.2%がウェブ向けに制作したクリエイティブを使用
25.0%がテレビCMで使用したクリエイティブを資料
20.8%がテレビCM、ウェブ向け独自のクリエイティブ併用

出所:オンラインビデオ総研/デジタルインファクト調べ

 
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全インターネット人口の中で7割近い人がYouTubeを利用していて、2位以下は3割未満という数字。もし動画広告をYouTubeに出稿したら日本でのインターネット利用者7割に届く可能性があるけれども、他の動画サイトは3割未満にしか届かないということです。

 
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Googleの戦略はどこにあるのか?

Googleは現在、「マイクロ・モーメント」という考えかたを戦略検討の核に置いています。マイクロ・モーメントを直訳すると「ほんの一瞬の時間」。わずかな時間という意味です。このわずかな時間とは、消費者が購買行動の意思決定を行うまでに要する時間のことを指しています。

 
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動画広告の基礎知識

インストリーム
一番主流。視聴者がYouTubeで目的の動画を観る前に再生される動画。
この広告は冒頭の5秒間スキップすることができません。
課金が発生するのは、30秒以上視聴した場合、または30秒未満の動画を最後まで観た場合です。

インサーチ
視聴者がYouTube内でキーワード検索した時の検索結果画面に表示される形式の広告です。
課金が発生するのは、視聴者が動画広告をクリックしたときです。

インディスプレイ
視聴者がなにかの動画を観ている際、そのサイドバーに関連動画がいくつか法事されるようになっていて、そこに広告動画が出るフォーマットです。
課金発生は、視聴者が動画広告をクリックしたときになります。

ディスプレイネットワーク
YouTube以外の情報サイトやSNSなどにある動画広告表示枠やバナー広告枠などで配信する方式です。
課金は、視聴者が広告をクリックして再生したときに発生します。

 
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博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所調査結果(2014年8月)

・テレビを観ていなくても、BGM的にビデオをつけておくことがある → 全体平均65.2%
・テレビを観ながら、タブレットを触っていることがある → 全体平均21.0%

また総務省「平成26年版情報通信白書」(2014年7月公開)に近づいてYahoo!がまとめたデータに次のようなものがあります。
この調査結果によれば、5割弱の人が「インターネット動画を観るときは、他になにもしていない」と回答しています。翻せば、5割強の人は「ながら視聴」をしているのです。

もうおわかりのはずです。情報爆発時代の今、皆さんの生活は細切れかつ高密度。購買行動だけでなく、仕事のしかたも誰かとの交流も、娯楽の楽しみ方も、すべて「マイクロ・モーメント」になっているのです。
じっくりなにかに接する時間が人々にはありません。となると、生き残る情報やコンテンツも、自然とその状況に適合していきます。長時間の娯楽コンテンツよりも短時間のものが楽しまれるようになり、よりスピーディな連絡手段ばかりが使われるようになる。
これをシンプルに追求した広告手段が、YouTubeの5秒動画です。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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