堀場英雄の「『プチスキル』をかけ合わせて『レア人材』になる 一生食える『強み』のつくり方」

 

堀場英雄の「『プチスキル』をかけ合わせて『レア人材』になる 一生食える『強み』のつくり方」を読みました。

 

堀場英雄の「『プチスキル』をかけ合わせて『レア人材』になる 一生食える『強み』のつくり方」

堀場英雄の「『プチスキル』をかけ合わせて『レア人材』になる 一生食える『強み』のつくり方」

 

まず、本のタイトルが実に秀逸ですね。

一生食える「強み」ってどうやって作るのだろう?そのからくりを知りたくて、思わず手にしてしまいます。

 

若くして「天才」と呼ばれる人は、その分野において、子どものころに最低でも1万時間の集中した練習時間をこなしてきた人、という説はどこかで聞いたことがありました。

本作品の中では、この1万時間を「プロスキル」と呼び、これを美化するわけでなく、逆に「今の時代はリスクである」、と逆説的に捉えたところに面白さがあります。

そして、プロスキルを目指す代わりに、なんとなく手が届きそうな「プチスキル」をかけ算することで、それ以上の効果がある、と定義しているところが、これまた上手いな〜と関心してしまいます。

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

これからの時代は「プチスキル」のかけ算が「強み」になる

「プロスキル」とはスキルの習得に1万時間(10年)を要するスキルです。

一方、「プチスキル」とは2500時間(2.5年)で習得できるスキルで、100人に一人くらいの人が持つ「それなりのレア度のスキル」です。

プロスキルの習得に1万時間を使うならば、プロスキルを一つだけ習得するよりも、2500時間で習得できる「プチスキル」を4つ習得し、それをかしこく「かけ算」した方が、これからの時代に食っていくための「強み」になるというのが、本書で提案したいメッセージの一つです。

 
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プロスキルは「突然死」する可能性がある

 
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4つのプチスキルを習得してかけ算すれば、100分の1×100分の1×100分の1×100分の1=1億人に一人のレア人材になることもできるのです。

 
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「戦う土俵は3つの「ち(血・地・知)」を意識して選ぶ

 
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効率的にプチスキルを習得するために大事な3つのステップ

– 目的と目標を明確にする
– 達成計画を立てる
– やりきる

 
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タスクを小分けにしたらそれに加えて活用したいのが「スタンプ効果」です。ご褒美効果とも言えます。ラジオ体操などのスタンプカードを思い出してください。ある程度スタンプがたまってくると、空欄ができるのが気になりませんか?小分けにしたタスクを達成するたびに小さなご褒美をもらえるようにすると、やる気がアップしますし、達成進捗を管理しながらスタンプを押すことで進捗の見える化ができ、がんばれます。

 
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仮に、スキル習得にコツコツ取り組み、累積経験効果で毎年「7%」の効率アップできるとします。これは10年で倍の効率の差になる計算です。つまり25歳から学び続けた人は、10年後の35歳のときに、努力しなかった人に2倍の差をつけられます。この複利の効果は大変大きく、1年をかけてたった7%の効率アップかとバカにできません。

お金を例にすれば、30歳のときに1000万円貯金があったとしたら、毎年7%で増やし続けると35年後の65歳のときに1億円を超えるのです。

 
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試し上手になるためには失敗に慣れよう

今の時代に育った私たちの多くは失敗することに慣れていません。

しかし、時代は多様な価値観、多軸の時代に変化しています。このような環境で、私たちは失敗上手になることを求められています。

失敗に慣れるためには「Rejection Therapy」を試すのも一つの手です。これは拒否されるのを前提に何か頼み、30回拒否されようというもの。30回の拒否が目的なのだから気楽に人に何でも頼めます。すると、不思議なことに無理難題だと思ったようなことでも意外と受け入れてもらえることに気づくのです。このように、失敗のダメージに耐性がができれば、一段上の大きなことに挑戦できるようになります。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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