佐藤雅彦の「プチ哲学」を読みました。
僕の尊敬する佐藤雅彦さん。
中でも、この一冊、「プチ哲学」は僕の中の永遠のバイブルの一つです。
この本はイラストの紙芝居が半分、そこに文書が添えてある作りなので、僕のメモだけでは少し分かりづらいかもしれませんが、以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。
感じたままに生きることはもちろん大切ですが、それだけでは見えないこともあります。「哲学」というと何やら小難しいものに思えますが、僕がみなさんに「プチ哲学」で伝えたかったことは大きく言えばひとつです ー それは、「考えることって、たのしいかも」ということなのです。
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二匹の小魚
南の海の底に小さな魚の恋人たちがおりました。
二匹はお互い深く愛し合っていました。
ー こんな広い海の中、君に出会えてなんて僕は幸せなんだ
ー 私もなんて幸せなんでしょう
ところがある日のこと二匹は運悪く捕らえられてしまいました。
ー 大好きな君といつも一緒にいられてなんて僕は幸せなんだ
ー 私もなんてしあわせなんでしょう深く愛し合っている二匹の小さな魚たちがおりました。
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「次元を変える」
この蟻たちは2次元の発想から3次元の発想にきりかえ、難問をクリアしました。このように次元を変えると、今までと違った見え方ができることもあります。
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「詭弁にごまかされない」
一見もっともらしい、実は理屈になっていない理屈を詭弁と呼びますが、それを見破るコツは、「説明された気分」に負けないで、一度、自分の頭を通して、相手の言うことをかみしめてみることです。
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「動いているものは動いている者にしか見えない」
この世の中でなにが一番ビビッドに動いているかを知りたいとしたら、自分自身もビビッドに動いていないといけません。動いているものは、動いている者にしか見えないですから。
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「裏の裏は表」
あることを知るためにある事でない事を知る方法もあります。裏を知れば、裏の裏は表ですから、当然、表を知ることになるのです。
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「同じ情報、違う価値」
同じ情報でも受け手の状態が違うと全く逆の価値を持つことさえありあます。例えば、天気予報が「明日は快晴」と報じると、当然喜ぶ人も多いのですが、中には、がっかりする人も多少はいるはずなのです。
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「見えないもの」を見る
見る・聴く・触れる・味わう、といった知覚の中で、人間が最も頼っているものが「見る」つまり視覚です。
「見ること」が、人間の最も得意な行為だとすると、「見えないものを見えるようにすること」は、最も人間的な行為と言えるかもしれません。
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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。
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Link: 佐藤雅彦の「プチ哲学」
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