ゆうきゆうの「やりたいことをぜんぶ実現する方法」

ゆうきゆうの「やりたいことをぜんぶ実現する方法」を読みました。

以下、「引っかかり」のあった言葉のメモ。興味ある人は本を手に取ってみてください。

(省略)確かにそうなったら、怖いです。でも、何もしないまま、想像の中の敵に縛られ、動けなくなってしまうことは、実際にどんな攻撃をされるより、ずっと情けなく、ずっと悲しいことだと気づいたのです。

それではダメだ。そう思って、僕は行動し続けてきました。

実際にやってみれば、現実に「想像の中の敵」レベルの空いてが現れることはありませんでした。

いつでも最大の敵は、想像の中にしかいないのです。
だから、あなたも、それ以上、心の中の敵と戦うのは、やめてください

そんなの、現実には、いないんですよ。

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スウェーデンにあるウプサラ大学の心理学者であるハガフォーズ博士によると、「人間がどんな行動をしようと思う場合であっても、その『理由』を自分自身で説明できないなら、その行動を決して達成することはできない」そうです。

やりたい理由というのは、つきつめれば「自分自身のため」となるのではないでしょうか?

そのことは決して悪いことではありません。ていうかある意味当然です。自分の欲望があるからこそ、人は行動できます。それを恥じる必要はまったくありません。

ただ、まず何より、あなた自身の欲望である、と認めたうえで、「自分のその成果によって、ほかの人にこんないいことがある」と考えてみることも大切です。「結局、ほかの人のためにもなるんだ」と考えることは、何より自分自身の理由づけを、より強めることにもつながります。

それにより持続力が強くなります。

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あるときに3時間=180分かかったのなら、その5%だけ=9分だけ短くしようとすればいいのです。

つまり、「次は170分くらいで終える!」と思うことが大切なのです。

たかが5%とあなどらないでください。0.95を4乗すると、だいたい0.8です。
つまり、5%の短縮を4回ほど繰り返すだけで、20%も短縮することになるのです。

「たった5%」。そのように意識することで、リラックスして、気持ちを前向きにすることができるのです。

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アメリカのチャップマン大学の心理学社であるハーレー博士は、多くのトップマネージメントらを対象にして、出世の速度について調べました。

その結果、「最初に出生し始めた人は、そのあとも出世を続けていく傾向がある」ということが分かりました。

すなわち、ある年に出世をしていたり、評価をされていたりした人は、そのあと何年たっても、評価が高くなっていたのです。逆に最初にあまり評価が良くなかったのに、あとから急に評価が高くなってきたという人は、そんなにいませんでした。

これをハーレー博士は、「トーナメントモデル」と呼んでいます。
トーナメントというのは、勝ち抜き戦のこと。一回戦で負けてしまったら、二回戦には行けません。また二回戦で負けてしまったらその次には進めません。優勝者は、最初から常に勝っていた、という形になります。
ビジネスの世界では、最初に勝った人、最初に評価を受けた人は、その後も継続的に評価が高くなっていく、というわけですね。

優秀なスタッフというのは、最初から「あ、この人、スゴイ」と思われることが多いもの。

結局「今は本気が出てないけど、いつか少しずつ評価される・・・」というような、「大器晩成」というのは、現実的にはなかなかないのです。

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世の中の娯楽は、3つに分けられます。

まず、3つある中で、一番下。もっとも幸せ度が低い娯楽こそが、
「たいして質が高くないものに接すること」です。
ネット上で、誰かの書き散らしたコメントを読む。あまり面白くない映画を見る。週刊誌で、誰かの悪口を読むなど。とにかく「何をしていないよりもマシ」な娯楽こそが、これです。

そして、次の二番目の娯楽が、
「誰かの作った、素晴らしい作品に接すること」です。
偉大な芸術家の絵を見る。面白い本を読む。もしくは面白いマンガを読む。大自然が作った「風景」などでも本質的には変わりません。

では、一番上の娯楽は何か分かりますでしょうか。それこそが、
「あなたが、何かを作ること」です。

今まで述べたすべてのものを、逆にあなたが「作る側に回る」こと。生み出すこと。ころこそが、何よりも素晴らしい極上の娯楽なのです。

作った作品の、評価の善し悪しはあるかもしれません。しかしどんな作品であっても、あなたが夢中になって「作る」こと、これこそが、何よりも上質な快感と幸せにつながります。

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