ハワイには様々なトレッキングのルートが存在しますが、体力に自信のある人は、オアフ島の東側(ハワイカイ)に位置するココヘッドクレイターの登頂にぜひトライしてみてください。
このココヘッドクレイターは、ハナウマベイ(過去記事参照「湾全体が水族館なハナウマベイ」)のすぐ近く(車ならわずか5分)ココヘッドディストリクトパークの中にそびえ立つ、高さ368mのクレイター(天体衝突などによって作られる地形)の頂上まで一直線に歩くトレッキングルートです。
かつて(60年ほど前)軍の通信基地が頂上にあり、そこへの物資の運搬手段としてトロッコが用いられていました。そのトロッコのレールがこのトレッキングルートとなっています。
クレイターの麓から見ると、一本のレールが垂直に山頂まで繋がっています。頂上の人は豆粒みたいな大きさに映ります。
この東京タワーより高いクレーターをひたすら一直線に登るのは(階段の数は1048段)体力的にも精神的にもなかなかハードです。それなりの準備をしてから挑んだほうが良さそうです。麓には注意書きの看板が立っています。
観光と言うより、トレーニング目的で来ているローカルの人達が多いです。多くの人達がヒーヒー言いながら登っている中、犬と一緒にダッシュで駆け登る人や、レールの上をバランス取りながら上り下りする強者の姿も(笑)
登頂開始からわずか10分。
ここからの眺めだけでも別世界です。
美しい〜。
クレイターは少しずつ急になってきます。
ちょうど中間地点には、レールの下がなく(土で埋っておらず)映画「スタンドバイミー」の橋のような場所に差し掛かります。
隙間が空いているのでちょっと怖い人は、迂回ルートもありますのでご安心を。
その後も徐々に急勾配になっていきます。
山頂は目の前なのだが、最後の急斜面がフラフラのヒザと腰にきます!
ここまできて、引き返そうか迷う人も少なくはないのかもしれませんね。
最後の難関を乗り越えることができれば見事登頂成功です!
上からの眺めは格別! ハワイカイが一望できます。
遠くにダイヤモンドヘッド、右手にはハナウマベイも見えます。
クレイターの反対側にはマカプーやサンディビーチが見えます。
でもここで安心してはいけません。
帰るのにも同じルートをひたすら下っていかなくてはならないですからね・・・
下るのにも意外と体力を有するので、しっかり頂上で休んでから下山しましょう。
登頂の模様をビデオにまとめましたので、興味ある人はこちらをご覧下さい。
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