ハワイゲストその49は、
シンガーソングライターのとみやさんとMioさん。
とみやさんは2度目のビジットでした。
とみやさんとの出会いは、1998年頃だったと思います。
僕はまだ会社員をやりながら、
映像作家のユニット「Susllerz」として、
二足のわらじを履いていました。
ストリートで活動していたとみやさんのバンドに心を揺さぶられ、
声をかけたのがすべての始まりでした。
すぐに僕らは意気投合し、
会社が終わってから制作に没頭する日々が続きました。
21時くらいに会社を抜けたらそこから終電まで撮影して
明け方まで編集して、また会社にいく、そんな日々でした。
多い時にはPVを1ヶ月半で5本くらい作っていました。
撮影はminiDV。画角は640x480。
アナログなので音源と映像に若干のズレがでるし、
今程マシンスペックが高くないので、
編集には一晩中レンダリングが必要でした。
そんな時代です。
僕たちは、ゲリラライブをやっては撮影し、
PVを作って、VHSのパッケージにしました。
東京FMホールでのライブを手売りで実現したり、
とにかく色々やりました。
いや、考えられることはすべてやりきりました。
あれから、15年くらいの時が流れ、
みんな夫々の分野で世に出て行きました。
僕も色々な広告を作ったりキャンペーンをやったり、
クリエイターとしての表現幅は広がりましたが、
やっぱりこの頃の日々が、
クリエイターとしてのコアを作ることに
繋がったのだと思っています。
もっともっと創造していきたいという気持ちは
何一つ変わらないですが、
あの頃の不器用なまでの情熱と熱量を越えることは
二度とないのかもしれません。
昔を振り返ると、
ちょっと寂しいノスタルジックな気持ちになりますが、
これらをも越えるドキドキを常に作っていきたいものですね。
そんな仲間を常に募集中です。
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