何度かこのブログでも紹介してきました、個人的に大好きなNYで活動するイタズラ団体「Improv Everywhere」のクリスマス新作ネタ「Mall Santa Musical」が出ていましたのでピックアップします。
今回の舞台は題名の通りショッピングモール。アメリカのクリスマスシーズンでは、ショッピングモールにサンタさんのセットが用意されていて、子供がサンタさんのひざに座ることができる、と言ったサービスを行っているところが結構あります。そんな見慣れた日常の中で、大人の男性が「僕もサンタさんのひざに座りたいよ」と言ったらどうなるか?周りはどう反応するのか?しかもこれがミュージカル調で他の観客も参加してきたら?!(笑)
と言うことで、必見です。
広告業界では、一時期に比べ「バズ」や「バイラル」と言う言葉を聞かなくなってきた印象があります。受手がこの様な目的で設計されたコンテンツに慣れてきたのも勿論あるでしょうが、そもそも「バズ」や「バイラル」と言う言葉には、「ステルスマーケティング(=消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること)」と言ったネガティブなニュアンスを含むこと、またその後徐々に一般的になってきている企業のソーシャルメディアの活用ポリシーに抵触する部分が出てきたのこと、が理由としてあげられるのかもしれません。
さらには、ソーシャルメディアの爆発的な普及により「コンテンツ自体」より「コンテキスト(文脈)の重要性」が問われるようになってきている訳で、やはり「バズ」や「バイラル」とう言葉は徐々に死語になりつつあるのかもしれません。
広告の形が変わろうとIMPROV EVERYWHEREのように人が喜ぶイタズラ(だったりコミュニケーション)のツボを見つけ続ける作業と言うのは、やはり継続して訓練しないと見えてこないのでしょうね。
でも一度は、こう言うのやってみたいな〜(笑)
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