クリエイティブCHECK | コカコーラゼロの「スーパーボールの次の月曜日は祝日に」

本日のクリエイティブCHECKは、コカコーラゼロの「素晴らしい(スーパーボル空けの)月曜日」をピックアップします。

昨日の記事でも書きましたが(過去記事:12年2月7日)、とにかくスーパーボールはアメリカ人にとってビッグイベント。その後の月曜日の出社の辛さといったらないわ〜、と言うところから発想したのがコカコーラゼロ。スーパーボール明けの月曜日をどうせなら正式な祝日にしてしまおうよ(どうせみんな遅刻するし、株価は下がるし、訳の分からないコロンブスデーよりよっぽど理にかなってない?)と呼びかけるキャンペーンをスタート。
ホームページ自体がキャンペーン仕様になっている徹底ぶり・・・。

http://youtu.be/vNqp76gQLeI
http://www.cokezero.com/

なんでこんな事になっているかと言うと、コカコーラゼロのタグラインが “Real Cola Cola Taste and zero sugar” (砂糖ゼロでもコーラの味を可能にした)と言うことから、不可能と思えることを可能にしていくキャンペーンを展開中なのですね。なるほど。

キャンペーン説明の中では、これを実現する為にあらゆる政治家やらお偉いさんに主張して行く、とありますね。確かにこれを実現したらコカコーラゼロは色々な人に喜ばれますよ〜。2年くらい前に流行ったコーズマーケティングの発想からもう一歩先を行っているのがこのモデルかもしれません。生活者の声に傾聴しながら、夢ばかり語るのでなく、実利的な社会のあり方を考えるやり方。

記憶に新しい2010年カンヌを受賞したフォルクスワゴンの「The Fun Theroy」(過去記事:10年06月28日)がこの様なキャンペーンのあり方としての金字塔となりましたが、やっぱり今回のコカコーラぐらい自分事化しやすい事の方が世の中動くのかもしれませんね(笑)結果が楽しみです〜。

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