ジェイソン フリードの「強いチームはオフィスを捨てる」を読みました。
ノマドの次のキーワードとして注目されいいる「リモート」。
企業としての「リモート」での仕事の仕方を様々な確度からオススメしています。
僕もリモートで仕事をし始めてから、すでに3年近く経ちますが、本書で書かれた具体的なメリットとディメリットには、大いに共感することができました。
以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。
リモートワークの時代がやってきた
なぜ会社にいると仕事ができないのか
本当に仕事をしたいひとにとって、昼間の会社ほど最悪な場所はない。
なぜかって?
会社は邪魔に満ちているからだ。
昼間のオフィスは、まるでワードプロセッサのような場所だ。あなたの時間をひきちぎり、粉々に砕いてします。とりあえず15分、あとで10分、それから20分、今度は5分。そうやって手に入れた細切れの時間だって、すぐに電話やミーティングなどの余計な仕事でつぶされる。
そんな細切れの時間で、まともな仕事ができるわけがない。
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未来の技術はここになる
リモートワークがそんなに有益なら、なぜ多くの会社はそれを実行していないのだろう?
答えは簡単。「できなかったから」だ。
以前は、リモートワークをするための技術が存在しなかった。別の街や外国で働く人たちと、ファックスやFedExだけでやりとりするのは、たしかに至難の業だった。
でも最近になって、ようやく技術が追いついてきた。リモートワークが、現実的な選択肢になってきたのだ。
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これからは、場所と時間を自由に選べることが、本当のぜいたくになる。
いちどそんな自由を経験したら、最上階のオフィスや豪華な社食なんかにこれっぽっちの魅力も感じないはずだ。
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IBMは1995年からリモートワークを推し進め、オフィス面積を7800平方フィーと(およそ725万平米)削減することに成功しています。不要となったオフィスのうち約7割は、19億ドルで売却しました。賃貸している分については別の企業に転貸し、10億ドルを超える賃料を得ました。アメリカだけで年間1億ドルの経費削減となっており、ヨーロッパでも同等かそれ以上の経費削減が実現されています。
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印象より中身をみる
大事なのは「今日何をやりとげたか?」ということだけだ。何時に出社して何時に帰ったかは問題じゃない。どんな仕事をしたかが問題なのだ。
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ミーティングを減らそう
リモートワークがうまくいかないと思い込んでいる人は、たいてい2つのことを指摘する。
(1)みんな同じ場所にいないと、その場でミーティングができない
(2)そばで見張っていないと、部下が仕事をしているかどうかわからない
だから、みんな毎日オフィスにいく必要があると彼らはいう。でも僕らにいわせれば、それはまったく逆だ。
ミーティングとマネジメントのせいで、オフィスでは仕事が進まないのだ。
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長期的にリモートワークをやりたいなら、人間工学的な視点を取り入れたほうがうまくいく。
要するに、快適な環境をつくるということだ。ちょうどいい高さの机、座りごこちのいい椅子、大画面の高解像度ディスプレイ。
ぜいたくに思えるかもしれないが、ケチって体を壊しては元の子もない。
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リモートワークは、これまであまり注目されてこなかった真実を明るみにだすことになる。リモートで仕事ができる人は、もともと仕事ができる人なのだ。
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文章力のある人を雇う
リモートワークには、文書力が欠かせない。
メールやチャットや掲示板で話しあいするのだから、文章で相手に伝える力が必要だ。あながた採用する側の人間なら、候補者の文章力を判定基準に入れたほうがいい。
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怠けよりも働きすぎに注意しよう
リモートワークについての報道を見ると、怠けて働かなくなるというイメージが一般的なようだ。でもリモートワークの本当の危険は、働かないことではない。
働きすぎてしまうことだ。
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ツールボックス
ベースキャンプ(プロジェクト管理)
www.basecamp.comWebEx(オンラインミーティング)
wwww.webex.co.jpキャンプファイア(グループチャット)
wwww.campfirenow.com
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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。
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