関東も梅雨明けだそうです。
今日から一気に暑くなりましたね。
朝の涼しいうちに、本日の出版ミーティングに向けての骨子を書き出します。
頭の中で充分熟成されているので、あとは「切り口」さえ決めれば形になるところまできています。
でも、この「切り口」を定める行為というのが、なかなか難儀なのです。
「切り口」を定めることの難しさ
実際手を動かして書くことより、どこからソレを見るか、どの確度で切り落としていくか、大事なのはやはり「コンセプト」と、このコンセプトに合わせた「切り口」の作り方だと思います。
スポーツではよく「ぶれない軸をどうやって作っていくか」が問われますよね。または、生き方論的には、「腹を決めろ」とよくいいますが、コンセプトとは、まさにコレに値するものだと思うのです。
ぶれない軸だったり、腹を決めることで、全体のコンセプトが見えてくる。
コンセプトが定まると、自ずと切り口も見えてくるのだと思います。
企画作りもレストランデザインも執筆も、進める人やチーム、会社の「腹の決め方」が、描けるコンセプトの大小に影響を及ぼします。そして、コンセプトにあった切り口もこの流れに引っ張られてくるのだと思います。
よって、大げさにいうと、切り口を探る作業は、腹の決め方をさかのぼって確認する作業でもあるわけです。だからこそ、切り口を見つける作業は困難を極めるわけです。決して手を抜くわけにはいかない、重要なプロセスなのです。
今日は出版業界のプロのお二人にたくさんのアドバイスをいただき、2時間にわたるミーティングを終了。
彼らの持つ膨大な引出しは、僕の持つバックグラウンドとは大きく異なるものなので、強力なパワーになります。
感謝!
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