Book LOG | 小山龍介、山田真哉の「会計HACKS!

 

小山龍介、山田真哉の「会計HACKS!

 

小山龍介、山田真哉の「会計HACKS!を読みました。

 

前回の出張で、日本を発つ前に飛行場で手にした一冊。

何をするにも、ファイナンスマインドは重要です。
これを「会計HACKS」と呼んだ時点で、この本は勝ちだと思いました。

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

残高ルールでつける「ハック家計簿」

残高ルール=(朝、お財布の中に入っていた金額)ー(一日の終わりに、お財布の中に入っていた金額)

 
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千円単位に慣れて会計脳を鍛える

もし世界的にルール変更が可能であれば、四桁ごとに打つように変えると日本人にとっては非常に分かりやすくなります。

しかし会計の標準は三桁なので、この三桁での数字の把握に慣れておく必要があります。

 
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ローン残高を把握して節約意識を高める

毎月出て行く細かな数字はともかく、まずは残高を知っておく。これを、現金の残高ルールに対して、ローンの残高ルールと呼びましょう。

(中略)

毎月のローンの支払い金額だけを見ていると気が滅入りますが、その結果減っていくローンの額を見れば、「今月はこれだけ減った」という前向きな気持ちになります。

 
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120万円で購入した社用車は、一年ごとに20万円ずつ価値を減らし、法律で決めらえた耐用年数である6年を過ぎたあとには、価値がゼロになったと考えます。せっかく手に入れた資産の価値が減っていくのは残念ですが、現実とはこういうものです。

(中略)

ちなみその会計が、価値が減らないと考えているものが二つあります。
それが地球芸術です。

 
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パソコンは一年ごとに買い替える

パソコンの中古市場は他の商品と比べて値崩れしにくく、たとえば一年前の機種であれば、購入価格の7割くらいで売却できたりします。そうすると、20万円で購入したものを14万円で売却できることになります。

(中略)

年間6万円の使用料で、常に最新のパソコンが使えるのだと考えることもできます。

 
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すべての自家用車は負債である

仮に150万円の車を購入、15年乗ったとします。その間、仮に車庫代が月2万円、ガソリンが月5000円、車検が2年に一回10万円、自動車納税年4万円、自動車保険年6万円がかかったとすると、15年で総額820万円もの出費となります。
こんなに費用がかかっても、自家用車を「150万円分の資産」とみなすことがでいるでしょうか。

 
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資産と負債(B/S思考)

固定資産と負債の認識 三つのルールとその効果

・ローンの残高ルール → 財政引き締め効果
・固定資産の残存価値ゼロルール → 賢い買い物効果
・固定資産の買い替えルール → 固定資産の流動化効果

 
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50万円の売り上げ+50万円の費用削減=100万円の利益

 
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節約は絶対額で考える

節約をするにあたって基本となるのが、節約は絶対額で考えるというハックです。

(中略)

人はパンセーテージに惑わされてしまう。

大きな金額になると金銭感覚が麻痺してしまう。

 
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レシート保管によるレコーディング家計ダイエット

私たちが直面するもんだいというのは、二種類あります。

一つは解決することの難しい問題。さまざまな要素が絡み合っていて、問題がることはわかっているけれど容易に解決できないものです。

もう一つが、目に見えない問題。目に見えるまで顕在化すれば解決は簡単だけれども、そう簡単に表面化しない問題。そこに問題があること自体がわかないような問題です。

 
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リターンと時間

こうして見ると投資というのは、つまるところ、時間とリスクのバランスをどうとるかという判断になります。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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