土曜日の朝、コインランドリーを回している間に、いつもより長めのラン。
日本でのランニングも流行っているが、こっちのそれとはスタートのインサイトがおそらく大きく異なっている。ハワイ(と言うかアメリカ)で人が走る理由として上げられるのが、その医療費の高さからくるのだと思う。医療費が高いが故に、手っ取り早くランニングで健康管理する。そういった本来のインサイトがあり、ここにストーリーが加わる事でマーケットが構築されていったのではないかな?
確かに、ハワイで一度走ってみると、走る環境としては最適なことに気が付き、趣味的に発展して行きやすくもある。更には、エンタメがないので、年がら年中スポーツフェスティバルが開催されている。この様な背景もあり、一度はじめればのめり込む確立が高い。
そんなことを考えながら、今日はヒルトンビレッジの方からワイキキへ抜けて走る。途中、ハワイアンパドルフェスティバルを通過する。これも、何でもない、パドルボードに乗ったただの小さなパドルレースなのだが、結構ギャラリーが集まってる。ハワイでは、少しでも入場料を取ると、全く人が集まらない。逆に、無料だったり、小さなモノでもギフトサンプリングすると、長蛇の列ができる。かなり原始的なマーケティングがいまだに続いていて、そのまま進化しないで止まっている感がある。年々マーケティング手法やら、コミュニケーション論を掲げる世界のトレンドから完璧に孤立している。
そう考えると、ある程度のマスへの広告出稿は維持するとしても、もっと広告費をフェスティバルのスポンサードや、アウトドアでのサンプリング、社会貢献活動に分配していくのが一つの手だと思う。これをソーシャルで繋げて、拡散していく。クリエイティブには色々な手法がある訳で、その地の利を活かすコミュニケーションが必要不可欠だと感じる。
午後は、出社し、ビジネスメンターの講話を受ける。
インプットが沢山あるのに、アウトプットが足りていない。
どんどん、アウトプットを出して行かないと新しいものが入れられないので、なるべく常に空っぽになっている様に心がける。
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