Surf Point | China Walls その1

今日は、ハワイカイのKoko Headの端に位置するサーフスポット”China Walls”に挑戦してみる。

ここChina Walls は、サイズアップするとウルワツのブレイクに似ていると言われる程ロングなほれたレフトブレイクをマ楽しむことができるローカルスポットだ。ただし問題は、入水と岸への戻り。China Wallsの波に乗るには、岸壁から飛び込んでゲットアウトし、戻ってくるときも岸壁を文字通りよじ登る必要があるのだ。そのためここではサーファーとしてのスキルと同様に、ウォーターマンとしてのスキルも必要となる。今回は初回と言うことで、あえてスモールコンディションの中、入水を試みてみることにする。(ただし、波が小さいせいなのか、朝早いせいなのか、海には誰一人といないと言うこれまた心細い状況なのだけどね・・・苦笑)

案ずるより産むが易しと言うことで、とりあえず岸壁からダイブイン!すぐとなりで波が岸壁に押し寄せては水しぶきを上げている。波が岸壁に当たる音が必要以上に恐怖を煽る。更には大潮の引きの時間帯と言うこともあり、思った以上に波に体が持って行かれる。そんな中でずっと浮いていてもしょうがない。思い切って岸壁にぶつかって割れるスープを利用してテイクオフ!このスープが見た目以上にパワーがあり、最初はテイクオフ一つとっても右往左往してしまう。数本テイクオフするにつれ、どうにか何となくコツを掴むことができてきた。

でもまだ困難は続く。テイクオフからフットポジションを確定させるいる間に、目の前にジャギーな岩場が出現するのだ。アップスをしながらレフトに逃げて波に巻き込まれないようにしないとその岩場に激突してしまう。しかも乗ってみると外からの見た目よりほれた波なので、これまた慎重に走らないといけない。

想像通り帰りもなかなか大変だ。数本乗って、さて帰ろうとするのだが、潮が引いていて岸壁から上がるのはどう見ても難しそうなコンディション・・・。結局、波を乗り継いだインサイドのリーフエリアから上がることにする。(この場合、素足では危険!今日もブーツを履いていて救われた。ローカルはみんななんで素足でいけるのだろう?)

今日のライディングは決して満足いくものではなかったものの、なかなか日本のビーチブレイクでは味わえないスリルでお腹いっぱいの一ラウンドとなった。ここの波がホームグラウンドになるにはどのぐらい入り込まないといけないのか?まだ皆目検討付かないが、しばらく通ってみることにする。

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