Book LOG | 狩野みきの「自分の考えを『伝える力』の授業」

 

狩野みきの「自分の考えを『伝える力』の授業」

 


狩野みきの「自分の考えを『伝える力』の授業」
を読みました。

 

確かに、こうして海外に住んでいると、自分の考えを伝えることの重要性を感じます。子どもの教育も、伝えることを重視した授業が多く目立ちます。(*詳しくはアロハブランディングで連載中のこちらを読んでくださいねー)

» Link: Hanakoママ Web

 

中高生でもこれから「総合」の授業が重要視されていきますね。
議論すること、伝えることは、ベーシックスキルの一つになっていくのだと思います。

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

自分の意見の作り方

1)<あること>について自分はどれだけ理解しているか、確認する
2)<あること>について理解できていないことは何か把握し、「理解できていないこと」を解決するために、調べる
3)自分の意見を持つ

 
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日本では「上司に言われたくない言葉」の1位は、「言っている意味わかる?」

英会話文化の人たちは You know what I mean? は皆が日常的に使います。
彼らは自分の発言の意味を相手に確認するだけでなく、相手の発言についても積極的に質問する傾向があります。

 
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「根拠」のある意見が説得力を持つ

何か質問しても、日本人はイエス・ノーばかりで根拠を言わない

 
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「キツい質問」こそ、本質への近道

ある程度は、ものは言いよう、です。
質問する前に、まずは相手の意見を思いっきり肯定してあげてください。「なるほど、おもしろいですね」と(ウソではなく)肯定すべきところを見つけてほめると、多くの場合、相手もこちらの話を聞く姿勢になってくれますから、よい(キツい)質問も、多少は受け入れやすくなると思います。また、「教えてもらえますか」という表現も、教えを乞うイメージがあるので、キツさの緩和に役立つかもしれません。

 
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大事なのは、「誰が」言った意見なのか、ではなく、「何が」その意見で言われているか、です。専門家だろうと素人だろうと、根拠がしっかりしている意見なら政党とみなされます。

 
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誰かになりきって、「自分と違う視点」で考える授業

 
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ひとりよがりの見方になっていませんか?

ところが私たちは、無意識のうちに「1つの視点」で物事を考えがちです。そして、この「1つの視点」はあまり柔軟に移動しないという困った習性があります。だからこそ、意識的に別の視点・立場を出す必要があるのです。

 
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「その人が一番手に入れたいものは何か」を考える

「なりきりたい人」のイメージがある程度固まったら、「その人がいちばん手に入れたいと思っているものは何か」を考えます。これが、「スルーできない誰か」になりきって考えるときのいちばんのポイントです。

 
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子どもに説明するつもりで考えると「前提」が見えてくる

 
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これから話す内容の「マップ」を示す

議論に慣れている英米人がよくやる方法の一つに、これから話す内容の「マップ」(話のアウトライン)を最初に口頭で示す、というものがあります。このような「マップ」を示すと、自分の話をよりスムーズに理解してもらうことができるのです。

 
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「わかったつもり」はNG

ですからたとえば、「・・というのは・・ということですが、教えていただけますか」といった表現を使うとか、「私がきちんと理解できていないのかもしれないですが」といった表現を入れ込むなど、工夫をしてみてください。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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