Book LOG | 今野敏の「有暴雨」

 

今野敏の「有暴雨」

今野敏の「有暴雨」

 

今野敏の「有暴雨」を読みました。

お土産でもらった一冊。

いわゆるハンチョウシリーズってやつですね。
佐々木蔵之介を主人公に2013年TBSでドラマ化されていたみたいです。

 

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あまり参考にはなりませんが(笑)、以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

清潔で明るい部屋はどうも落ち着かなかった。だが、気にすることはない。どうせ、すぐに警察署独特の臭いが染みついてしまうので。
汗の臭いとストレスを抱える人間が発する臭いが入り混じった独特の臭いだ。どこの警察署に行っても同じ臭いがする。

 
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珍しいからいいのだ、と安積は思っていた。須田は、普通の刑事とは違った角度から物事を見ることができる。それが強みだ。

 
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気持ちはわからないではない。だが、認めるわけにはいかない。絶望的な気持ちになるのは仕方がないが、絶望してはいけない。
ぎりぎりのところで踏みとどまることができる。人間にはその力が備わっている。人生、やせがまんが必要なのだ。嘘っぱちの強がりでもいい。やがて、それが本当の我慢にあんなるかもしれない。
日本の教育はいろいろなものを失ったと言われている。我慢は、その重要な要素かもしれない。

 
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だが、何が起きたかは、明白だった。
どこかで、爆発が起きたのだ。

 
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何か変化があったのだ。何かをおもいついたのかもしれない。それは蓋然性が高く、気分的には余裕が生まれたのかもしれない。
人間、心に余裕があれば、いたずらに他人に噛みついたりはしないものだ。相手に非があったとしても許せる。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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