BookLOG 266|吉野源三郎の「漫画 君たちはどう生きるか」

吉野源三郎の「漫画 君たちはどう生きるか」 BOOK LOG

 

吉野源三郎の「漫画 君たちはどう生きるか」

 

2018年のベストセラーから今年の9発目! 9/52

先日のBookLOG 263|吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」につづき、今度は、漫画版、吉野源三郎の「漫画 君たちはどう生きるか」を読みました。

 

小説版とは構成が若干異なっています。
漫画版では、小説でのクライマックス部分から入り、これの紐解きを行なっていく構成になっています。
全体を通して、より説明的になっている印象を受けました。

本来のターゲトである子供でもより手に取りやすくなったということですが、実際読んだ我が子に聞いてみると、一番読んでほしいキモとなる「おじさんのNOTE」部分は、がっつりスキップしていたようです。

子供の心情としては、漫画だけ読んで、活字で書かれている「おじさんのNOTE」は付録的なものなので読まなくてもいいでしょ?という印象の様です。これでは本末転等じゃないのかなあ?と (汗)

また、これはあくまでも個人的な感想ですが、やはり、この漫画版であっても、小説版で受けた印象と同じで、「果たしてこの本は、子供向けの本なのだろうか? それとも、子供に教育を施す大人向けの本なのだろうか?」という疑問は依然として拭い去れないままでした。

とはいえ、興味がわいた人は、ぜひ手に取って読んでくださいね。

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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