Book LOG | 宮永博史の「成功者の絶対法則 セレンディピティー」

 

宮永博史の「成功者の絶対法則 セレンディピティー」

宮永博史の「成功者の絶対法則 セレンディピティー」

 

宮永博史の「成功者の絶対法則 セレンディピティー」を読みました。

セレンディピティを紐解くためのリサーチ第二弾です。
第一弾はこちら → 竹内慶夫(訳)の「セレンディップの三人の王子たち」

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

彼らのいう「偶然見つけた」「ふと思いついた」の背後には、歴っきとした土台がありました。この土台があったからこそ、彼らだけが、私たちと同じ日常の中から「運良く」成功を取り出すことができたのです。成功の種は、 彼ら自身が以前に巻いて痛いはずです。瞳は、ある日突然出てきます。しかし、本人には種をまいた自覚がなかったりすることも多々あって、話はいっそう神秘化されてしまいます。

 
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ノーベルは不安定な液体爆弾を安定化させようと苦労を重ねますが、なかなか成功しません。ところがある日、「ニトログリセリン」の保存容器に穴があいて、そこから漏れたニトログリセリンが固まっているのに気づきます。容器の周辺にあった珪藻土が安定剤として機能していたのでした。ダイナマイトの製造法へのきっかけとなった瞬間です。
これも失敗から幸運を導き出した好例といえるでしょう。

 
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「偶然を作り上げるような地下」

「偶然を作り上げるような地下のある我々のところに、(幸運は)当然やってくるべくしてきたのだ」と。

 
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いつも「小人さん」には現れてほしいのですが、現れる特徴がいくつかあるようです。
それは次のようなものだといいます。

・考え抜かないと現れない
・考え抜いても必ずしも現れない
・とても気まぐれである
・「偽の小人さん」はよく現れる

 
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たしかにわたしたちは幸運だった。でも、あまり幸運だ、幸運だ、とばかり言われると、それは違うだろう、と言いたくなる。幸運はみんなのところに同じように降り注いでいたではないか、それを捕まえるか捕まえられないかは、ちゃんと準備をしていたかいなかったかの差ではないか。

 
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当たり前のことを当たり前に実行する

 
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トヨタ自動車も、アメリカでレクサス事業を立ち上げる前に、ベンツのディーラーを訪問し、トヨタの名を出して見学をさせてもらっています。アサヒビールは、夕陽ビールと揶揄されるような状況から脱する前には、キリンビールに教えを請いに行っています。

 
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教授は、7年に1度「サバティカル」という制度を利用して、1年間大学を離れて好きなことします。本を執筆する先生もいれば、多くが全く別の分野に挑戦する先生もいます。もちろん場所を変えるのです。アメリカの大学の先生であれば、ヨーロッパや日本などで「サバティカル」を過ごす人が多くいますまた、一年同じところに留まるのではなく、いろいろなところに移る人もいます。

(中略)

村上先生は自分自身の体験を振り返って、環境変えること、それによってOFFであった遺伝子をONにすることが可能なことを確信します。そして何よりも「強く願う」ことの大切さを実感しているのです。現代の科学では解明されていませんが、心の動きと遺伝子との間にはなんらかの関係があるのではないかと村上先生は考えています。

 
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素人のように考え、玄人として実行する

 
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妥協せず、あきらめず、継続する

人生と言うものは所詮どちらに転んでも大した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを貫き通すせばいいのだ、と。闘いであるからには、いつか必ず破れる時が来る。その時は、自然に淘汰されるのに任せようと思いました。

 
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「自分たちの想定範囲などは知れたもので、知らない範囲のほうがはるかに大きい」ことを認識しなさい、「想定外の所で起こりつつある機会」に敏感になりなさいと言っているだけだと解釈すべきです。

 
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偶然のひらめきをモノにするためには、まず専門的な言い回しを、具体的な顧客の言葉に翻訳するところから、始めてください。顧客が正しく理解できて、初めて偶然が単なる偶然ではなくなり、成功への道筋がつながるのです。必ずしも専門的な知識は必要ありません。 しかし、絶えず様々な分野について好奇心を持ち、いろいろな知識を獲得し、その関連性について思いをめぐらせる努力は欠かせません。

 
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まず第一の原理は、「アイディアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない」ということです。
第二の原理は、「既存の要素を組み合わせて新しいアイディア生む才能は、物事の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きい」です。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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