Hawaii DAYZ 125

ハワイに居ると、当たり前の事なのだけど、全く季節感を感じない。
初詣や親戚挨拶と言った年末年始の恒例行事から解放されるので(少々味気ない感じはするももの)その分じっくりと仕事に集中できる。この感じは決して悪くないことに気が付いてしまった。自分のやりたい仕事とじっくり向き合う時間を作ることは、僕にとっては、とっても大切なリズムの一つなのだ。

考えてみると、行事の全ての裏には言い出しっぺの「誰かさん」が居て、それを僕たちは盲目的にフォローし、これを繰り返すことで一種の心の安心感を得ている訳だ。例えば初詣は元々は鉄道会社が作り出したプロモーションだし、クリスマスを恋人と過ごすと言うことも日本風にクリスマスを加工した「トレンド」であって、世界から見れば完全なる非常識なストーリーな訳だ。サンタだってコカコーラの手によって赤と白になった訳だしね(笑)。そう考えると、周囲がどのようにこれらの恒例行事に夢中になろうと、自分のリズムを持って毎日を変わりなく生きてた方が、僕にとってはよっぽど有意義で健康的な年末年始の過ごし方なのではないかな、と思ったりしちゃう訳である。

さて、今朝はディスポーザーの修理で不動産の担当のGary(本来彼の業務の範囲ではないにも関わらず)わざわざハワイカイまで足を運んでくれ、自らの手で直しにきてくれた。(有り難い!)そして、Garyとの立ち話からビジネスの話に発展する。(こう言う展開もハワイならではのものだなのだ)。これについては長くなるので、また別の機会に記すことにするが、最近、色々な方面から様々な相談を持ちかけられるようになりつつある。自分の中身を空っぽにすればするほど、色々なモノが入ってくる。そんな感じなのかもしれない。これらの相談の多くの場合が、国をまたいだディストリビューションの話。日本への輸出だったり、海外進出の話が多い。一人商社状態か?これだけ、こう言ったニーズが(相談が)持ち込まれるのだから、ここに一つのアロハブランディングとしての活路を見いだせないものかと考えたりもする。そもそも、ここハワイはアメリカ本土と日本の中間に位置する島な訳で、どちらに飛ぶにも時間的にはそう変わらない。両方を行き来しながら、中間役となれれば当初のアロハ設立の目的である「日本とハワイをクリエイティブで繋ぐ」ことができる。

ダウンタウンのレストランの数字の分析が漸く終わった。
過去の料理の原価、人件費、固定費、その他経費と売上との比率を算出した。良く言われ基準の数字は、料理原価30%、人件費30%、固定費20%、その他経費12%、プロフィット8%だ。ハワイは賃料や光熱費が高いので必然的に固定費率が高くなる。また、材料費も輸入に頼るところが大きいのでこれの圧縮もなかなか難しい。そうなると、これらの比率を抑える為には結局売り上げ数を上げる以外選択の余地はない。土日の稼働をいれないならば目標は100食と行ったところだ。敵がようやく見えてきた、次はこの目標達成のために無理のない戦略をどう描くかだ?

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