Book LOG | 遠藤幸三の「作詞本〜言葉が歌になる」

 

遠藤幸三の「作詞本〜言葉が歌になる」

 

遠藤幸三の「作詞本〜言葉が歌になる」を読みました。

作詞の勉強用に手にした一冊

まだまだ分かってないことが多かった

コピーにも生かすことが可能

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

言葉は聴かれてはじめて歌詞になる

a.話し言葉で書く
b.瞬間的に解る言葉で書く
 一番だけ聴いても解るような書き方をする

 
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主人公らしさを出せる言葉を選び出す

「頭で考えるな。肌で掴め」
「パンティを冷蔵庫で冷やしているの」

 
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スタンダード曲は最後から読んでも解るように書かれている
これこそが究極の金太郎飴状態の歌詞。

スタンダード曲には聴き手が自分を主人公に出来るアバウトな力強さがある

 
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理想は2の倍数行

1行(言葉のひとつの区切り)が多くても5つのリズムで切れているフレーズとし、それが2行でひとつの意味を持ち、その2行の倍数でひとつのブロックが書かれているということです。

 
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Aメロディーは作詞のエース
 解りやすさはあるか?
 刺激はあるか?
 A’(ふたつ目のA)はAからフォーカスを絞るように作る

Bメロディーは中継ぎのエース
 サイズの膨らみすぎに注意
 次のブロックにつづいてしまうようなフレーズにはしない

Cメロディーは抑えのエース
 書きすぎてリズムを崩さない
 シチュエーション部分との心情的一致の確認

 
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リスナーの歌の聴き方

人は何故歌を聴くのか・・・その答えを一言で言えば、気持ち良くなりたいからということになります。

・賛歌される
 あなたは素晴らしい人だと言うように褒められる。
 あなたのことが好きだと告白される。

・応援される
 あながは間違っていない、私も同じ気持ちだというように味方からの応援を得る。

・理解される
 あなたのしたことは正しいことではないかもしれませんが、あなたの立場であったら、それはそれで仕方のないことだった、というように相手から理解される。

 
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大きなテーマ、大げさななメッセージを伝えたい時ほど、入りは小さなところから

 
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・体言止め(名刺止め)
 フレーズは名刺で止めていくことによってキレの良さを増します。
 ↓
 雨湾岸道路 走り抜けてく750cc(ナナハン)のカワサキ

・繰り返し法(リフレイン)
 フレーズの繰り返しはリズムと力強さを生みます。
 
・倒置法
 語順を逆にすることによってもフレーズに勢いを出すことができます。
 繰り返し法と、倒置法を合わせてフレーズを変化させてみます。
 ↓
 ショットガンがほしい
 ほしい ショットガン
 ほしい ほしい ほしいよ ショットガン

・比喩法
 物事を例えて言うことによってもフレーズをコンパクトにしていくことが出来ます。

・英語
 日本語の持つスカスカ感をなくすためには有効。

 
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検索サイト

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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