池上彰の「宗教がわかれば世界が見える」

池上彰の「宗教がわかれば世界が見える」 (文春新書)を読む。

・宗教で読み解く「日本と世界のこれから」が書籍の1/4
・残りはインタビュー形式(仏教がわかる①②、キリスト教がわかる、神道がわかる、イスラム教がわかる、宗教と脳がわかる)

気になった言葉は以下の通り:

・日本人の多くは、一神教徒ではないし、ある宗教以外は認めないという排他的な思いをもっていない。
・自分が信じていない宗教にも(日本人は)敬意を払うことができるのです。
・キリスト教:人間と恐竜は共存していた?聖書を信じる人は進化論を信じない。
・イスラム教:セックスは神様が与えてくれたモノだから、十分楽しめとコーランに書いてある。ただし姦通はご極刑。よって家庭内に留め、結果イスラム教徒の人口は大変な勢いで増加している。
・イギリスは香港やシンガポールを、連れて行ったインド人に支配させていた。その為、インドのたったの2%しかいないシク教徒のターバンのイメージがインド人のイメージを印象付けることとなった。
・仏教:理想は解脱して涅槃に入る事。輪廻転生ではない。仏教は経験則や臨床実例から大きく外れている領域を語ることには慎重。よってキリスト教の様な天地創造や審判が下される日はない。
・日本はなかなかグローバルスタンダードを作れない。欧米の場合はキリスト教の布教の経験がある(のでコレが可能)。
・致死率100%。宗教は死ぬ為の予習。

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