ひろさちやの「しあわせになる禅」

先日アイナハイナの図書館で借りて来た一冊。
ひろさちやの「しあわせになる禅 」を読む。

気になったフレーズは以下の通り。

・禅とは何か?禅は、自由の精神を鼓舞する教えです。

・1.莫妄想(まくもうぞう):余計なことを考えるな
 2.一得一失:なんだっていい
 3.自灯明:他人のことはほっとけ
 4.放下著(ほうげちゃく):常識を捨てろ
 5.竿頭進歩(かんとうしんぽ):頑張るな

・「坊やは、お父さんとお母さんと、どっちが好きか?」と聞かれた坊や、食べていた煎餅を二つに割って、
 「おじさん、この二つの煎餅の、どっちが好きですか?」と問い返した。

・過去を追うな。
 未来を願うな。
 過去はすでに捨てられた。
 そして未来はまだやってこない。
 だから現在のことがらを
 それがあるところにおいて観察し、
 揺ぐことなく動ずることなく、
 良く見きわめて実践せよ。
 ただ今日なすべきことを熱心になせ。
 <中部経典>

・ある人が言った。この前行脚のとき、師はわざわざ悪い宿に泊まられた。同じ料金なら悪いほうをやめようと進言したら、師は言われた。同じ金を出すのであれば、人様のためになるようにすべきだ。いい宿は誰も泊まるから、人の泊まらぬ悪い宿に泊まってやれば、それだけ人助けになる。自分はちょっと不自由をするが、それもまたたった一夜だ。そう言って、その後もますます悪い宿に泊まられた。

BOOK LOG一覧はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました