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村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

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森淳一の「Laundry」

森淳一の「Laundry」を読む。 心の病んだ者と、障害を持つが汚れを知らない者の出会いにおける心境の変化を描く。 洗い流せない過去のメタファーとしてのランドリー。 絶望と救いの手による山場作り。 ジョン・スタインベック...
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マジック・ツリーハウス 24「ダ・ヴィンチ空を飛ぶ」

マジック・ツリーハウス 24「ダ・ヴィンチ空を飛ぶ」を読む 子供に大人気のマジック・ツリーハウスシリーズ。 先日の図書当番でも多くの事もが手にしていた。長男もこれを夢中で読むので、その中から「ダ・ヴィンチ空を飛ぶ」を読んで...
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奥田英朗の「空中ブランコ」を読む

奥田英朗の「空中ブランコ」を読む。 奥田英朗の「イン・ザ・プール」に続く伊良部ドクターシリーズの2作目。 「ララピポ」や「サウスバウンド」も好きだけど、個人的にはこの伊良部のキャラクターが強烈で好きだ。 映画では、確か...
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司馬遼太郎の「竜馬がゆく」

先日の図書係の戦利品、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」(文春文庫)を読み返すこと3回目。 一時幕末にはまり幕末の志士にまつわる書籍を読み漁った時期があったのだけど、結局これに戻ってしまう。 やっぱり面白い。司馬遼太郎の描き方もやっぱり...
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植村花菜の「トイレの神様」を読み聴く

先日の図書係の戦利品として、借りて来た1冊、植村 花菜の「トイレの神様」を読む。 植村花菜の「トイレの神様」の歌は有名だけど、本はまだ読んでいなかったので興味津々でページを開く。読み進めるうちに、「何だ歌のプロモーションの一環...
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沢木耕太郎の「深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール」

沢木耕太郎の「深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール」 (新潮文庫)を読む。 2巻目は、マレー半島とシンガポール。 ペナンでは娼婦の舘に宿泊し、女やヒモ達と仲良くなっていく。旅をするにつれ、色々なモノから自由になって行く...
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沢木耕太郎の「深夜特急〈1〉香港・マカオ」

沢木耕太郎の「深夜特急〈1〉香港・マカオ」 (新潮文庫)を読みなおす。 学生時代、触発されて世界一周の旅に出かけることになったきっかけを作ってくれたバイバルの一冊。これを真似てスタートは香港に定めた。(確か宿も同じ様なところに...
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川島蓉子の「ブランドのデザイン」

川島蓉子の「ブランドのデザイン」を読む 仕事でちょうど大きなブランディングのプロジェクトに関わっているので、再び読みなおした本。 多少、本書籍で取り上げているブランドに偏りがあるこで(一つずつ掘り下げるからしょうがないのだけ...
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岩波貴士の「人にはぜったい教えたくない「儲け」の裏知恵」

岩波貴士の「人にはぜったい教えたくない「儲け」の裏知恵」 (青春文庫)を読む。 いかにも怪しい表紙が目に留まり手にした本。装丁とは裏腹に、多ジャンルにおいて人間の行動心理に基づいた分析がしっかりされている本だった。 特に...
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あさのあつこの「The MANZAI〈1〉」

あさのあつこの「The MANZAI〈1〉 (ポプラ文庫ピュアフル)」を読む。 交通事故で父と姉を亡くした主人公の瀬田(中学生)。転向先の学校で次期サッカー部のキャプテン(学校でも人気者の)秋本に漫才コンビを組まないかと誘われ...
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松尾スズキの「スズキが覗いた芸能界」

松尾スズキの「スズキが覗いた芸能界」を読む。 日々企画制作に追われている頭をクールダウンする為に手にした本。 改めて、松尾スズキさんのポジショニング(セルフプロデュース)能力は高いなーと。 本書の中で、俺は宮藤官九郎に...
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池上彰の「そうだったのか!アメリカ」

池上彰の「そうだったのか!アメリカ」を読む。 「私はアメリカが嫌いです。私はアメリカが大好きです。そんな矛盾した気持ちに、どう折り合いをつければいいのか。そんなことを考えながら、この本を書きました。」 冒頭はそんな言葉からは...
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三浦しをんの「まほろ駅前番外地」を読む

三浦しをんの「まほろ駅前番外地」を読む。 日本出張中に本屋でふと手にした本。瑛太と松田龍平が表紙にあったのもあり、思わず手にしてしまった(笑)やはり二人のインパクトが強いので、本を読みながら、ネットでドラマを見つけて見た。 ...
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ビートたけしの「間抜けの構造」

ビートたけしの「間抜けの構造」を読む。 ・ビートたけしを構成してきた大きな要素としての「間」へのこだわり。 ・お笑いでもスポーツでも映画でも、「間」のセンスが必要不可欠。 ・これを分野別に一章に区切って説明。 ・「間抜け...
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池澤夏樹の「カイマナヒラの家」

マイバイブルの一冊、池澤夏樹の「カイマナヒラの家 (集英社文庫)」を読み直す。 本の構成を意識して読むと、以前とは大分印象が変わってくる。 ・ショートストーリーの集合体としての構成 ・カイマナヒラの家が、物語を串刺しするモ...
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真山仁の「ハゲタカ」を読む

真山仁の「ハゲタカ」 (講談社文庫)を読む。 「ハゲタカ」のモデルとなった人物にお会いしたのが2年前くらい。それからずっと気になっていた作品。そんな個人的な背景もあってか、この作品は面白かった。結構な長編だけどオススメです。 ...
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泉優二の「サンセットビーチ」

泉優二の「サンセットビーチ」を読む。 以下ネタバレ注意。プロット分析 主人公19歳トオル。ノースショアの海を眺めている。 ・徐々に明かされる。サーフィンしないが波のエキスパートでありシェーパー ・6歳年上の腹違いの兄...
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森絵都の「いつかパラソルの下で」

森絵都の「いつかパラソルの下で」 (角川文庫)を読む。 以下ネタバレ注意=ストーリー分析 厳格な父の元で育った主人公、野々25歳女性。 ・恋人の達郎と野々の不思議な性生活の描写。 ・父の一周忌の打ち合わせで実家に...
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桜井亜美の「イノセントワールド」

桜井亜美の「イノセントワールド」 (幻冬舎文庫)を読む。 うーん、未成年のセックスとバイオレンスと、ドラッグと諸々・・・。 正直なところ全く共感できない上に、こう言う世界が存在する(するのか分からないけど)と言うこと自体をあ...
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