石田衣良の「リバース」

石田衣良の「REVERSE リバース」を読む。

現代版「俺があいつであいつが俺で」に「ロミオとジュリエット」をかけ算するけど、結局ハッピーエンドに終わる、そんな感じ(笑)

構成は複雑な様で紐解いてみると意外と単純。初版は2007年。同性愛者を指示したオバマはまだまだ先の話だと思うと、石田衣良は時代の空気感を先読みするのが、やっぱりスゴイ訳だ。

構成としてはこんな感じ。

・主人公は、男女二人。
・二人はネットで出会う。
・ただし、お互い事情があり「性を偽った状態」で出会う。
・そして性別を超えて惹かれる。
・二人、それぞれに同性の相談相手。悩みを打ち明ける。
・途中から、主人公に惹かれる異性が登場、話に山ができる。
・更には、仕事熱心で女捨てた上司と、ゲイの芸能人が問題を解決する立場として登場しハッピーエンドを迎える。

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